希望をつなぐ音楽
2026-07-07 18:30:34

井上芳雄が奏でる音楽でつながる、希望のハーモニーの一夜

井上芳雄が奏でる音楽でつながる、希望のハーモニーの一夜



2026年7月1日、大阪・NHK大阪ホールにて開催された「TSURUMIこどもホスピス開設10周年記念事業 チャリティコンサート2026」では、井上芳雄を中心に、多彩なアーティストが集結しました。このコンサートは、公益社団法人こどものホスピスプロジェクトが運営するTSURUMIこどもホスピスの10周年を祝うもので、入場料は全額がホスピスの支援に充てられます。

この特別な日の目的は、TSURUMIこどもホスピスの活動を広く伝えることで、医療的ケアが必要な子どもたちやご家族における安心で幸せな時間の大切さを共有することです。

会場では、医療ケアを必要とする子どもたちが安心して楽しめるように工夫が施されており、前方にはフラットなスペースが設けられていました。出演者たちが子どもたちに優しく声をかける姿も見受けられ、穏やかな雰囲気に包まれた空間が創り出されていました。

「このコンサートは、井上芳雄とTSURUMIこどもホスピスの出会いがきっかけで実現しました。」と、井上は振り返ります。2019年、井上は舞台製作の最中に、難病を抱える少年との交流を通じてホスピスの存在を知り、そこで行われる様々な活動に心を動かされました。

音楽監督の大貫祐一郎を中心に、足立浩、寺尾陽介、長﨑祥子らが参加し、音楽面を支えています。開演を飾るのは出演者全員による「民衆の歌」(『レ・ミゼラブル』より)で、その歌声が会場いっぱいに広がり、希望に満ちたスタートを切ります。

井上は、「今日ここには来られなかった方も、配信を通じて楽しんでください」とメッセージを送り、子どもたちが楽しむプログラムが続きます。「白いボール 青い空へ」や「蘇州夜曲」は、子どもたちからのリクエストに応じた楽曲で、思い出のエピソードともに紹介されました。

また、セッションの中で、秋人くんが愛した曲「闇が広がる」をドイツ語で披露し、会場からは歓声が上がります。三浦宏規、小林唯、中野太一はダンスパフォーマンスと共にナンバーを披露し、会場の雰囲気を一新しました。

平原綾香の代表曲「Jupiter」、クミコの「愛の讃歌」、そして井上とのデュエットが続きます。第一部のラストには、全出演者が奏でる「雨が止んだら」で、未来を見据えた希望の曲調が響き渡り、温かい空間が生まれました。

続く第二部では、参加型ステージが展開され、中野太一による「ジャンボリミッキー!」のダンスレクチャーで、分かち合う楽しさを感じることができる時間が提供されます。

最後には、TSURUMIこどもホスピスを利用する子どもたちが登壇する感動の瞬間も。お手紙が贈られ、「今日も思い出が増えました」と子どもたちの思いが語られます。この言葉に、多くの来場者が感動の涙を流す姿が見受けられました。

公益社団法人こどものホスピスプロジェクトの高場秀樹氏は、「まだホスピスを必要とする子どもたちが多くいます。」「全国の子どもたちが、家族とともに心穏やかに過ごせる社会を目指しています」と力強く語り、共感の拍手が寄せられました。

最後には、参加者全員が一体となり、希望を込めた「Believe」を歌い上げ、会場全体が感動と熱気に包まれました。このコンサートは、TSURUMIこどもホスピスの実現に向けた活動への理解を深める貴重な機会となりました。特別な瞬間を共有できたすべての方々に感謝の意が示され、音楽がもたらす力を再認識する一夜でした。


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