ゴリラズが新曲「Damascus」を公開
ゴリラズ(Gorillaz)が本日、新曲「Damascus(feat. Omar Souleyman and Yasiin Bey)」をリリースしました。この新しいシングルは、2026年2月27日に発売予定のニューアルバム『The Mountain』に収録される4曲目の作品です。アルバム全体は、バンド自身の新しいレーベルKONGから発表され、その期待感が高まっています。
「Damascus」の魅力
この楽曲は、Damon Albarn(デーモン・アルバーン)、シリアのベドウィン音楽の大御所Omar Souleyman、そしてラッパーYasiin Bey(旧名Mos Def)が手を組んで作曲。多国籍な音の要素が融合されたこの曲は、ダマスカス、ロンドン、デヴォン、ムンバイ、ニューヨークといった多様な場所でレコーディングされました。
この曲はファンの間で迅速に人気を集めており、すでに9月にはロンドンのカッパー・ボックス・アリーナで行われたライブでは初めて披露されました。その後も、マドリードのGaia Festivalやロンドンのウェンブリー・アリーナでの「Together For Palestine」イベントでも熱い反響がありました。このイベントでは、ゴリラズのライブバンドに加えて、ロンドン・アラブ・オーケストラがステージに登場し、多彩な音楽が繰り広げられました。
アルバム『The Mountain』について
「The Mountain」はゴリラズにとって9作目のアルバムであり、15曲が収録される予定です。このアルバムは、音楽の可能性を探求する作品であり、そのすべてがゴリラズのコラボレーション精神を体現しています。参加アーティストには、Ajay Prasanna、Amaan & Ayaan Ali Bangash、Anoushka Shankar、Asha Bhosleといった豪華な面々が名を連ねています。
さらに、すでに故となってしまったアーティストたちの声も収録されており、Bobby WomackやTony Allenなどのレジェンドがリスナーを魅了します。このアルバムは、過去と今、そして未来をつなぐ音楽の旅を提供する、まさにプレイリストのようなものであるといえるでしょう。
ツアー情報
The Mountain Tourは2026年3月13日・14日に英ブラッドフォードでのウォームアップ公演からスタートし、3月20日には正式にマンチェスターで開幕。バーミンガム、グラスゴー、リーズ、カーディフ、リヴァプール、ベルファスト、ダブリンといった都市を巡る予定で、6月20日にはロンドンのトッテナム・ホットスパー・スタジアムで過去最大規模の公演を計画しています。
新たな展示会と特別公演
また、Gorillazの代表的な拠点Kongスタジオの象徴的なゲートが、2026年2月26日から3月19日まで米ロサンゼルスで展示される予定です。このイベント「House of Kong」では、特別にハリウッド・パラディアムで新アルバム『The Mountain』を通して披露する公演も行われます。
アートと音楽の融合
この新しいアルバムのアートワークは、ビジュアル・アーティストであるJamie Hewlettによるもので、彼の独自のスタイルが新たに進化を遂げている様子が見受けられます。手書きの美しいイラストが、ゴリラズのメンバーがインドで新作制作に取り組んだ時間を表現しています。これらの作品は、ブック形式やプリントとしても展示される予定です。
今後の展望
ゴリラズの音楽とビジュアルアートの融合は、必ずやファンを魅了すると確信しています。最新シングル「Damascus」を含む新アルバム『The Mountain』の足音が聞こえてきた今、彼らの活動から目を離せません。音楽はもちろん、展覧会やイベントにおいてもグローバルな影響力を発揮し続けることでしょう。興味がある方は、ぜひ公式サイトで最新情報をチェックしましょう。