入れ歯に関する意識調査からの洞察
近年、超高齢社会に伴い、入れ歯に対する関心が高まっています。この度、株式会社フィールトラスト、日本ゼトック株式会社、株式会社エンタケア研究所の3社が共同で実施した「入れ歯に関する本人および家族の意識調査」により、入れ歯を使用する方々とその家族が抱える課題やニーズが明らかになりました。
 調査の目的
3社は、入れ歯に対する意識や課題を探ることで、社会全体の健康意識の向上や介護と歯科の連携強化に寄与しようとしています。調査結果は、入れ歯を使用する高齢者とその家族にどのような問題があるのかを理解するための貴重なデータとなります。
 調査概要
 調査主体
- - 株式会社フィールトラスト  
- - 日本ゼトック株式会社  
- - 株式会社エンタケア研究所
 調査方法
- - インターネット調査  
- - 対象者数: 800人  
- - 実施期間: 2025年2月12日〜2月17日
 調査結果のハイライト
 入れ歯に悩む家族の内訳
調査によると、入れ歯について悩んでいるのは主に「母(義母)」が63%、「父(義父)」が43%という結果になりました。このことから、特に母親層が顕著な問題を抱えていることがわかります。
 家族が困っていることトップ5
1. だんだん合わなくなってきた  (133件)  
2. 食事中の食べにくさ・違和感 (118件)  
3. 隙間にゴミが入る (97件)  
4. ズレやすい/グラグラする (90件)  
5. 歯茎が痛い (69件)  
 入れ歯ユーザー本人の悩み
心理的には「老いた実感」や「歯がない不安」などが上位に挙げられ、実用的な課題としては「隙間にゴミが入る」「洗浄が面倒」「食事中の違和感」など、多岐にわたります。このような悩みは、高齢者の日常生活に影響を与えており、入れ歯に対する信頼感を揺るがしています。
 費用感について
入れ歯の費用に関して、79%のユーザーが「保険適用の部分入れ歯」で5万円未満を考えている一方、自費診療については「10〜20万円」が29%と、高額の意識があることも明らかになりました。理想の価格としては、67%が「5万円未満」としています。
 担当者からのコメント
フィールトラストの野田社長は、調査結果が示す「合わない入れ歯を我慢して使っている現実」に懸念を示しました。入れ歯は単なる道具ではなく、食事を楽しむこと、人とのコミュニケーションに直結しています。これを受けて、新たな入れ歯「CLOUD-FIT」の開発が進められています。
 CLOUD-FITの特徴
CLOUD-FITは、次世代型入れ歯として、従来の課題を改善したものです。以下の特徴があります。
- - 手頃な価格: 従来型の約半額(79,800円〜)で提供されます。
- - 高いフィット感: 噛み心地が改善され、長時間快適に使用できます。
- - 自然な見た目: 金属パーツがなく、目立たないデザインとなっています。
 まとめ
入れ歯に対するニーズや悩みを理解することで、今後も高齢者及び家族のQOL向上に向けた製品開発や情報提供が期待されます。CLOUD-FITは、そうした期待に応える製品として、2025年4月の提供開始に向けて準備が進められています。  
詳しい情報は、下記のURLをご参照ください。  
CLOUD-FITのご紹介ページ
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