日本と台湾の野球を語る一日
関西大学社会学部と台湾の国立屏東大学が協力して制作したドキュメンタリー映画『情熱棒球』が完成し、2月15日(土)に千里山キャンパスで特別上映会とシンポジウムが開催されます。このイベントは、日本と台湾の野球文化を理解する絶好の機会として注目されています。
イベント概要
このイベントは、関西大学の千里山キャンパスにある第三学舎ソシオホールで午後1時30分から始まります。上映されるドキュメンタリーは34分間の作品で、台湾のプロ野球チーム「台鋼ホークス」を取材した内容となっています。映画の完成に至る過程には、台湾の学生たちとの共同作業が大きな役割を果たしました。
ゲストスピーカーの紹介
シンポジウムには、台鋼ホークスのGM(ジェネラルマネジャー)である劉東洋氏をはじめ、関西大学野球部の前監督である早瀬万豊氏やスポーツニッポン編集委員の内田雅也氏、そして本作品のディレクターの一人である社会学部の4年生、溝淵千夏さんが参加します。彼らは、台湾と日本の野球文化や交流の歴史について議論を交わします。入場は無料で、興味を持たれる方々に広く開放されています。
映画『情熱棒球』の制作背景
このプロジェクトは、台湾のプロ野球チーム「台鋼ホークス」の取材を通じて、日本と台湾の学生たちが文化交流を行った貴重な経験となっています。映画制作に携わった学生たちは、言葉の壁を乗り越え、共に苦労しながらこのドキュメンタリーを完成させました。彼らは、劉GMを始め、多くの台湾の方々とのインタビューを通じて、チームが直面する課題や彼らの情熱を感じ取ることができました。
学生たちの声
ドキュメンタリー制作に参加した学生たちは、さまざまな思いを抱いています。稲葉朱璃さんは、「言語の壁が一番の課題でしたが、サポートのおかげで素晴らしい作品が生まれた」と語っています。また、溝淵千夏さんは「台湾の方々との温かい交流が印象に残っており、大きな成長を感じました」と話し、宮本光志朗さんは過酷な撮影環境について言及し、「体力的に厳しかったが、全力で向き合った貴重な体験でした」と語っています。石田瞳さんは「国境を越えた共同制作は素晴らしい経験であり、毎日が新たな挑戦でした」と語り、このプロジェクトに参加した意義を強調しました。
お問い合わせ
参加希望の方やメディア関連の取材を希望される方は、関西大学総合企画室広報課までご連絡ください。受付は大阪府吹田市の関西大学内で行われており、電話やメールでも対応しています。
日本と台湾の野球をテーマにした貴重なイベントで、多くの方々にお越しいただけることを期待しています。ぜひ、この機会に参加してみてください!