グランドメルキュールの取り組み
フランス・パリに本拠を置く世界的なホスピタリティグループ「アコー」では、サステナブルな食材の活用とフードロス削減を推進しています。この一環として、平飼い卵をテーマにした「The Egg Creation Challenge 2025」を実施。2025年11月と12月に全国22ホテルで独自のメニューを展開し、各ホテルのMVP(Most Valuable Plate)を決定します。
サステイナビリティに向けた具体的なアクション
アコーの取り組みは、持続可能な食文化の実現に向けた具体的なアクションの一部として位置付けられています。平飼い卵を主役としたこのプロジェクトは、料理の見た目やストーリー性、さらには食材の有効活用によってフードロスの削減にも配慮しています。その結果、参加する22のホテルが創意工夫を生かした料理を披露し、全体のブランド価値を高めています。
食の選定が問われる時代
近年、食品の選定に対する関心が高まる中、特に卵に関しては欧米を中心にケージフリー(平飼い・放し飼い)へと移行が進んでいます。このため、ホテル業界でも食材そのものが価値を持つ時代となっているのです。アコーはこの流れに沿って、平飼い卵を活用した「記憶に残る料理」をテーマにしたメニューを開発しました。
メニュー開発の流れ
プロジェクトのスタートは、各ホテルにおける一次審査から始まりました。「平飼い卵を使った料理」をテーマに、実現可能性やブランド基準、見た目、ストーリー性を総合的に評価。最終的に6つのホテルが予選を通過し、選抜シェフによるプレゼンテーションと試食記審査が行われました。これによって、各ブランドのMVP料理が決定されます。
受賞メニューは2026年6月1日から30日にかけて、全国の22ホテルで一斉に提供されます。朝食や夕食のビュッフェメニューの一部として登場し、お客様に新しい食体験を提供します。
地域の文化との融合した料理
受賞された料理に関して、例えばグランドメルキュール南房総の中田伊佐雄シェフが手掛けた「バスク風オムレツ」は、平飼い卵を起点に地域材料と異文化の要素を融合させたものです。見た目も美しく、風味豊かな一品に仕上げられています。
さらに、メルキュール富山では、平飼い卵と地域の魚「めぎす」を用いた揚げ物メニューが人気です。
サステナブルな未来を目指して
アコーは、これらの取り組みを通じて、環境に配慮した選択肢をお客様に提供し、持続可能な滞在体験の実現を目指しています。そのため、客室アメニティとして使い捨てプラスチック製品の廃止とその代替を進めています。これにより、お客様には環境に配慮した選択を楽しんでもらうことができます。
今後もアコーは、食品の持続可能性と地域文化の尊重を兼ね備えた料理を届けることで、新たなサステナブルな食文化を創造していく考えです。皆さまを全国のホテルでお迎えできる日を心待ちにしています。