『Glow Within』展覧会
2025-07-23 11:34:20

活動を通じて表現される障害者の「声」に迫る展覧会『Glow Within』

発表される新たなアート『Glow Within』展覧会



記念すべきコラボレーション


2025年7月24日からアートの新たなステージが幕を開ける。ミュージシャンのCornelius(小山田圭吾)と、知的障害のある作家13名が手を組んだ展覧会『Glow Within -Corneliusと13人の作家の声-』が、東京都中央区のHERALBONY LABORATORY GINZA ギャラリーにて開催される。本展は、障害のある人々の“ルーティン”が生み出す音に焦点を当てた音楽プロジェクト「ROUTINE RECORDS」の一環として、ユニークなアプローチで社会にメッセージを届ける試みだ。

音楽とアートの融合


この展覧会では、知的障害のある作家たちの日常から生まれる音をCorneliusが再構築し、新たな楽曲『Glow Within』として形にしている。彼らの生活に根付くリズムや音は、日常の繰り返しから生じるものであり、一見すると理解されにくい場合も多い。それでも、その一つ一つには重要な意味が宿っている。本展は、音楽を通じてその価値を深く掘り下げ、障害のある人々との新たな接点を創出することを目指している。

1年半の制作過程


このプロジェクトのスタートは、2021年の東京オリンピックに関連する小山田氏の発言から始まった。一通の手紙が、彼との対話を生むきっかけとなり、その後の交流では、運営会社のヘラルボニーが支援する福祉施設を訪れ、作家たちとの創作現場を体験。欠かせない対話を重ねた1年半が、この展覧会と音楽の誕生に寄与している。

音が映し出す日常


展覧会では、創作過程での作家たちの表現や独自の思考がもたらす「声」を来場者が肌で感じられる展示構成が予定されている。日常の音や声を通じて、知的障害のある人々とより深い理解を築く機会となることを願っている。

開催の概要


  • - 会期: 2025年7月24日(木)〜8月11日(月)
  • - 場所: HERALBONY LABORATORY GINZA GALLERY(東京都中央区銀座2丁目5-16 銀富ビル1F)
  • - 入場料: 無料
  • - 定休日: 火曜日(祝日の場合水曜)

このプロジェクトは、障害に対する偏見を超え、音楽という形で新たな文化を創造することに挑戦している。彼らの「日常の音」が、斬新でありながらも心に響くアートとして昇華される様子を、ぜひ体験しに訪れてほしい。


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