合唱曲『フェニックス』
2025-05-08 09:58:23

能登の子どもたちが贈る合唱曲『フェニックス』が誕生!

能登の復興を歌う合唱曲『フェニックス』



能登半島の子どもたちによって誕生した合唱曲『フェニックス』が、地域の復興への思いを込めて完成しました。この曲は、NPO法人MBFCが主導し、弓削田健介氏の作曲によって生まれました。彼は、キャンピングカーを使って全国を巡りながら、子どもたちに合唱の楽しさを伝えています。

5月14日(水)には、輪島高校の第二体育館にて、全校生徒と近隣の小学生250名による合唱パフォーマンスが行われる予定です。キックオフイベントでは、全国の合唱団からの「能登へのメッセージ」や、その合唱ビデオも併せて放映され、茨城県つくば市の中学校ともオンラインでつながり、リアルタイムな交流が図られます。また、この日を記念し、合唱の様子は4K映像で撮影され、後日配信される予定です。

作曲者の弓削田氏は、17年にわたる活動の中で、全国47都道府県を対象に2000回以上のスクールコンサートを行ってきました。特に能登半島地震の際には、地元の子どもたちから多くの「復興への想い」を集め、「フェニックス」という楽曲にまとめあげることに成功しました。その過程は、単なる音楽の創作に留まらず、コミュニティ全体の絆を深める活動でもありました。

イベントでは、能登の学校から集まった復興に関するメッセージや、実際に作曲に参加した子どもたちの歌声が響き渡り、合唱を通じて復興と希望のメッセージが全国に発信されます。また、今回のキックオフを契機に、MBFCはキャンピングカーで巡る「歌むすび」活動を展開し、47都道府県から能登へ向けたメッセージと合唱ビデオを収集し、共有していく予定です。この活動は、全国の合唱団再生の一助ともなることが期待されています。

合唱曲の歌詞には、災害や困難に立ち向かう勇気を持った人々への応援のメッセージが込められており、特に輪島高校の生徒たちが描いた復興に対する思いは、多くの人々を励ます東京にもつながっています。地区の子どもたちとの約束で、『フェニックス』のメッセージを全国に広げるため、弓削田氏はその活動に全力を注いでいます。

能登は、その地理的特性や文化から多くの感動的な物語を育んでいます。この曲は、その一端を担うものとして、多くの人々に希望の光を与えることでしょう。合唱は音楽だけでなく、人々を結びつける力があることを、今回のイベントは再確認させてくれます。全国から集まった子どもたちの声が、一つの大きなうねりとなり、能登の復興を願う思いを響かせていくのです。

この機会に是非、能登の「復興の想い」を聴き、歌い、その温かさを感じていただければと思います。輪島高校から全国へと広がる「フェニックス」の響きにご注目ください。


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