大阪から新たに誕生！春の漬け寿司が魅せる魚食文化の未来

大阪から届く新しい味覚、春の漬け寿司の魅力

大阪の食文化が再び進化を遂げました！辻󠄀学園と大起水産の連携によって誕生した新しいお寿司、『春の漬け寿司』が、2025年の関西万博に向けて注目を集めています。これはただのお寿司ではなく、日本の伝統と現代の感性が融合した新しい美味しさが詰まっています。

プロジェクトの背景

辻󠄀学園、特に調理・製菓専門学校と栄養専門学校は、大起水産と共にこのプロジェクトを立ち上げました。関西万博の開催が近づく現在、外国からの観光客を喜ばせるための、大阪ならではの寿司メニューを考案することが目的です。その中でも特に注目したのが、SDGsの観点から通常ゴミとなるみかんの皮を活用し、旬の魚と組み合わせたことです。

具体的なメニュー内容

このコラボレーションから生まれたメニューは、学生たちが心血を注いで考えた13作品の中から選ばれたものです。特に注目すべきは以下の3つのメニューです。

1. 本鮪赤身の山椒醤油漬
新鮮な本鮪赤身を、特製の山椒醤油に漬け込んだ一品。芳香な山椒の香りと鮪の旨味が絶妙に絡み合い、一口で春を感じさせてくれます。

2. 活〆桜鯛のみかん醤油漬
桜鯛を使用したこのメニューは、爽やかなみかん醤油でマリネされています。見た目にも美しく、春の訪れを感じさせる味わいです。

3. うな平（販売店舗限定）
巻物と出汁巻き玉子を組み合わせた一品。意外性のある組み合わせが、食べる楽しみを倍増させています。

これらのメニューは、味わいだけでなく、その背景にある意図や努力も感じられるように作られています。生徒たちは「新しい味の発見」と「お寿司文化の尊重」を意識し、苦心しながらもユニークな発想を生み出しました。

販売とフェアの概要

この春の漬け寿司は、フェア名「春の彩りフェア」の中で提供され、販売期間は2025年2月27日から3月25日まで。販売場所は、大起水産の回転寿司店の29店舗にて展開されます。他にも万博に向けた様々なメニューも開発中とのことです。

大起水産の展望

大起水産は、2025年の関西万博内で「サスティナブルフードコート」と名付けた大型の飲食ブースに出店予定です。その名も「大起水産まぐろパーク EXPO店」。ここでは、特製の「上にぎり寿司10貫盛合せ」を始めとする多彩なメニューが楽しめる予定です。

創業50周年を迎える大起水産は、その軌跡を振り返りながらも今後も「鮮度がごちそう」という理念を元に、魚食文化を推進し続ける意向を示しています。過去の経験を基に、これからの発展に期待が高まります。

大阪の食文化は、新しい試みを取り入れながら、常に進化を続けています。春の漬け寿司をはじめとする新しいお寿司が、あなたも体験してみたくなるような、魅力的な味わいを提供してくれることでしょう。ぜひこの機会に、大阪の新しい味を楽しんでみてはいかがでしょうか。