山岳救助の有料化
2025-05-19 17:59:22

山岳救助の有料化、賛否が分かれる新たな議論

山岳救助の有料化、賛否が分かれる新たな議論



2025年5月18日、ABEMAの『ABEMA的ニュースショー』では、登山シーズンを迎えるにあたり、山岳救助の有料化についての議論が繰り広げられました。この問題は、毎年多くの遭難事故が発生する中で、必要な議論として注目を集めています。特に埼玉県では、2010年の秩父での救助ヘリの墜落事故を受け、救助に関する費用の一部を有料化する対応が行われました。その一方で、長野県は全国で最も多くの山岳遭難が起こる地域でありながら、2004年に有料化の議論が持ち上がったにもかかわらず実施には至っていません。

各地区の事情によって、山岳救助に対する態度は異なりますが、番組内でも山小屋の経営者たちからは様々な意見が寄せられました。有料化に賛成する声には、シーズンオフの遭難救助に料金を課すべきだという意見や、携帯電話の普及による安易な救助要請の増加を指摘するものがありました。しかし、反対意見も多く、「遭難しようとして遭難する人はいない」との主張や、どの自治体が窓口になるのかという疑問も出ました。

スタジオには多様な出演者が揃い、各々の見解が飛び交いました。「遭難は誰にでも起こりうることだから、救助費は登山保険や入山料で分担すればよい」といった考えも示され、一方で「お金を払わないと助けない社会はどうするのか」という疑問も浮上しました。これに対し、番組MCの千原ジュニアさんは、「助けてもらったらお礼をするのは当然ではないか」との見解を持ち、自らの経験を交えて意見を述べました。彼は過去に道端で倒れていた女性を助けた際に、その女性が感謝の気持ちを込めてお菓子を持って訪れたエピソードを紹介し、人のつながりの重要性について触れました。

放送終了後には「ABEMA」での見逃し配信も行われており、視聴者はこの重要な議論を再確認することができます。

『ABEMA的ニュースショー』の放送概要


『ABEMA的ニュースショー』は日曜のお昼に放送される「社会派」ニュースショーで、独自の視点で情報の核心に迫ります。千原ジュニアが中心となり、世の中の様々なニュースを取り上げ、時には鋭いツッコミで視聴者に疑問を投げかけます。毎週日曜日の正午から昼2時まで生放送されており、その内容はABEMAのニュースチャンネルで視聴可能です。

ぜひこの機会に、山岳救助の有料化についての様々な意見を考えるきっかけにしてみましょう。


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