フォークリフトの安全管理が進化
株式会社ザクティは、自社が展開するフォークリフト向けのセーフティカメラシステム『フォクレコConnect』に、新機能の物体検知機能を追加すると発表しました。この機能は、2025年10月の正式リリースを前に、現在先行トライアルを受付中です。
新たな物体検知機能とは?
『フォクレコConnect』は、フォークリフトに後付け可能なAI人物検知機能を搭載したセーフティカメラシステムです。これまで、オペレーターや周囲の作業者に対し、リアルタイムで人物接近を検知して警告する機能が主力でしたが、新たに追加される物体検知機能では、荷物や障害物などへの接近も検知できるようになります。
具体的には、フォークリフトの後方に取り付けた超音波センサーが、障害物を感知すると、オペレーターや周囲に警告音やモニター表示で知らせます。この機能によって、視界が悪くなりがちな後方での安全確認がサポートされ、未経験の作業者や若手ドライバーの負担を軽減します。これにより、物損事故や人身事故のリスクが同時に低減されるのです。
安全管理の見える化
物体検知機能によって発報されたアラートや、危険シーンの動画は、同社の安全管理サービス上で確認できます。これにより、離れた場所からでも危険状況の把握が可能となり、迅速な対応が求められる現場において大きな利点となるでしょう。特に混雑した倉庫や工場、物流センターなどでの活用が期待されます。
Webセミナーでの詳しい情報提供
ザクティは、実際の導入事例や新機能の詳細を紹介するWebセミナーを2025年8月26日に開催します。物体検知機能に関する具体的な内容や、安全管理サービスの利用方法についても説明される予定です。参加は無料で、オンラインで行われるため、気軽に申し込むことができます。
企業の未来への取り組み
ザクティは、安全性を向上させる技術の開発を進めており、今後も映像技術を活用した新たな製品やサービスを展開していく方針です。特に、業務の効率化と安全確保が求められる現代において、同社の取り組みは多くの企業にとって非常に価値のあるものでしょう。
会社概要
ザクティの本社は、大阪市に位置し、様々なデジタル映像ソリューションの開発や販売を行っています。設立は2012年4月であり、次革新技術の提供を通じて、企業のビジネスを支援することに注力しています。詳細は会社の公式サイトでご確認ください。
今後の正式リリースやセミナー情報は、ザクティのWebサイトで報告される予定です。現場での安全確保を進めるため、この機会に『フォクレコConnect』の導入を検討してみてはいかがでしょうか。