岡山大学の工学実験
2025-10-14 22:56:20

岡山大学で開催!小学生向け工学実験教室の魅力を探る

岡山大学での工学実験教室2025を振り返って



2025年10月、岡山大学津島キャンパスにて、「小学生のための工学実験教室2025」が開催され、多くの小学4~6年生やその家族が参加しました。このイベントは、岡山大学総合技術部が主催し、16回目を迎える実施となります。

多彩な実験テーマ



gこの日のプログラムには、参加者が選べる三つのテーマがありました。「スペクトル分光器を作ろう」、「3Dプリンターでオリジナル貯金箱を作ろう」そして新たに加わった「消しゴムを作ろう」の各テーマで、専門の技術職員が指導を行いました。

スペクトル分光器を作ろう



最初のテーマでは、子どもたちが光のスペクトルを学びながら、分光器を制作しました。講師が分光器の構造や光の性質を説明後、参加者は自らの手で台紙をカットしてパーツを取り出し、組み立てに取り組みました。最終的には、カラフルに塗った自作の分光器を使って、さまざまな光源を観察し、光がどのように分かれるのかに驚嘆していました。実際に自然光や蛍光灯の光が虹色に変化する様子を見た子どもたちの表情は、驚きと喜びに満ちていました。

3Dプリンターでの貯金箱制作



次のテーマでは、参加者の半数が貯金箱のフタをデザインし、残りのグループは貯金箱本体に好みの色を塗りました。3Dプリンターの原理についての説明を受けながら、個性あふれる貯金箱作りに取り組む姿は真剣そのもので、技術職員のサポートも受けながら、皆が自分だけの作品を完成させました。

消しゴムを作ろう



最後のテーマ、「消しゴムを作ろう」では、岡山県産の牡蠣の殻を用いた材料を混ぜて独自の消しゴムを作成しました。参加者は、可塑剤と炭酸カルシウムを量り、シリコン型に流し込む工程に挑戦し、思い思いの色を選んで楽しみました。脱気や加熱の過程を経て、自分だけの消しゴムが完成する様子に、参加者たちは大いに興奮し、失敗をも学びとして受け入れる姿勢が印象的でした。

参加者からの感想



この実験教室に参加した子どもたちは、科学の不思議や楽しい体験を通じて、学ぶことの面白さを実感したようです。総合技術部の田村義彦部長は、「科学へのワクワク感を伝える重要な取り組みであり、今後も継続していきたい」と意気込みを語りました。子どもたちが夢中になったこの活動を通して、科学への興味が育まれることは非常に意義深いことでしょう。

今後の展望



岡山大学では、地域貢献や科学啓発活動を継続して行っており、今後も様々な小学生向けの講座を実施予定です。次回の教室も多くの子どもたちが参加し、楽しく学べる場となることが期待されています。岡山大学の独自の活動に、これからも目が離せません!


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