ダイヤトレンドが提供する基板コーティングサービス
大阪に本社を構えるダイヤトレンド株式会社は、製造業界の現場で必要とされる新たな技術を導入しました。同社は、2026年7月1日から、主要産業用ハブなど26型式を対象にした「基板コーティングサービス」を開始します。このサービスは、過酷な製造環境で発生する通信トラブルのリスクを軽減し、機器の信頼性を高めることを目的としています。
製造業の課題とニーズ
近年、製造現場ではスマートファクトリー化や自動化が進む中、24時間安定して稼働できる産業用ネットワーク機器の需要が急増しています。しかし、湿気や粉塵などの環境要因は、通信トラブルの主要因となっており、多くのエンジニアや生産技術担当者からは「ライン停止リスクを抑えたい」「事前対策を施しておきたい」という声が寄せられていました。ダイヤトレンドは、このような市場ニーズに応える形で基板コーティングサービスを提供する決断をしました。
基板コーティングサービスの特長
このサービスは、特に絶縁性と防湿性に優れた専用基板防湿剤を使用し、基板表面に保護膜(PCBコンフォーマルコーティング)を形成します。これにより、湿気、結露、導電性粉塵が原因で起こる短絡やリーク電流、腐食性ガスによる劣化などのトラブルを未然に防ぎます。特に、下記の特長があります。
1.
リスクの低減: 専用の防湿剤による高い絶縁性が、基板に対する外的要因からのトラブルを軽減します。
2.
手軽に付加価値向上: 既存の機器を利用しつつ、必要な分だけ耐環境性を強化できるため、大規模な設備投資が不要です。
3.
高品質な加工体制: 技術者が手作業で行うコーティングで細部まで確実な保護膜を形成し、高い品質が維持されています。
将来に向けた展望
ダイヤトレンドは、製造業の現場が抱える実際の課題やニーズに耳を傾け、産業用ネットワーク機器の安定稼働を支えるためのソリューションを提供し続ける方針です。基板コーティングサービスの先行提供を皮切りに、今後は製品ラインナップの拡大も視野に入れています。
サービス概要
- - サービス名: 基板コーティングサービス
- - 開始日: 2026年7月1日
- - 料金: 5,500円(税込)/台
- - 納期: 平均1ヶ月(ご注文台数による変動あり)
- - 対象製品: 産業用ハブなど26型式 (例えば、DESP-GAT3, DEPX-G5BTなど)
このサービスは新規購入時のみ利用可能であり、既存製品の後付け加工は行っていません。予防保全としての目的であり、完全な動作保証を提供するものではありませんので、その点も考慮に入れる必要があります。
PCBコンフォーマルコーティングとは?
PCBコンフォーマルコーティングは、プリント配線板(PCB)を環境要因から保護するための技術です。湿気や粉塵などに対して非常に高い防護効果があり、FA業界や自動車、航空宇宙といった信頼性が求められる分野で広く利用されています。ダイヤトレンドは、基板コーティングサービスを通じて、日本の製造業における予防保全対策を強力にサポートしていきます。詳しくは
こちらから確認できます。