懐かしの名作が復活！CS衛星劇場で特集放送

8月は文化の多様性を反映した映画が勢揃いする「令和によみがえる。懐かしのちょいレア劇場」が、CS衛星劇場にて特集放送されます。今回の特集では、なかなか見ることができない貴重な作品を取り揃えました。その中でも特に注目されるのが、若松孝二監督による官能的な映画「金瓶梅」です。

若松孝二の「金瓶梅」

「金瓶梅」は1968年に公開された作品で、中国の古典文学を基にしたエロティックなロマンです。監督の若松孝二が映画化したこの作品は、彼と主演の伊丹十三がタッグを組んだ唯一の作品であり、見る者を魅了する内容となっています。物語は、酒の池に浸りながら様々な肉体の悦楽を楽しむ絶倫男の姿を描いています。この映画は、世代を超えて語り継がれる性の古典的要素を巧みに取り入れています。放送日は8月2日深夜0:45からです。

ほかの作品について

続いて放送されるのは、「少林寺拳法ムサシ香港に現わる」。この作品は1976年に制作され、香港を舞台にしたアクション映画です。少林寺拳法の達人である主人公が、さらに強い相手を求めて冒険の旅に出る姿が描かれています。放送日は8月8日午前8:15です。

3本目は、漫画家大友克洋による原作を基にした「SO WHAT」。1988年の青春映画で、南渕一輝や東幹久が出演します。この作品は、若者たちの悩みや葛藤を描いており、当時の世相を反映した作品です。放送日は8月9日午後5:00からになります。

次に、1999年制作の「月光の囁き」。監督の塩田明彦が描く、純愛の背後に潜むフェティシズムとマゾヒズムをテーマにした作品です。若い世代にも受け入れられる内容になっており、8月15日午前8:15からの放送です。

その後、同年の「ガラスの脳」をお楽しみいただけます。この作品は手塚治虫の名作を映画化したもので、小原裕貴や後藤理沙が出演しています。9月23日午前10:00からの放送です。

最後に紹介するのは、「精霊のささやき」。1987年制作で、社会の中で孤立した人々と少女との交流を描いた心温まるストーリーです。放送日は8月3日午後4:30です。