大阪大学×豊中市が送る『マチカネワニ』特別企画
大阪の豊中市と大阪大学が連携し、特別企画『マチカネワニ』が開催されます。このイベントは、マチカネワニの化石が国の天然記念物に指定されたことを記念して行われ、親子で楽しめる体験型プログラムが盛りだくさんです。69年ぶりとなるこの快挙をお祝いし、知識を深める絶好のチャンスです!
マチカネワニとは?
マチカネワニ化石は、昭和39年(1964年)に大阪大学の豊中キャンパスの工事中に発見されたもので、約42万年前のワニの全身骨格標本です。この化石は、日本で初めて発見されたワニ類の完全な骨格標本として評価されており、ワニ類がどのように進化してきたのかを解き明かすための重要な資料とされています。
特別企画の詳細
1. 祝!天然記念物指定 マチカネワニDAY
- - 日時: 令和8年(2026年)2月21日(土)10:30~16:00(17:00閉館)
- - 場所: 大阪大学総合学術博物館(待兼山町1-20)
この日は特別な記念講座や体験ワークショップが用意されており、子どもたちが楽しく学べる内容になっています。
記念講座
- - タイトル: 「マチカネワニ化石の何がすごい⁉」
- - 時間: ①11:00~12:00 ②14:00~15:00
- - 対象: 小学3年生~6年生とその保護者
- - 定員: 各回12組(1組3名まで)
- - 講師: 花井智也さん(大阪大学 学際大学院機構 特任助教)
この講座は事前申し込みが必要で、定員を超えた場合は抽選になります。興味のある方は早めに申し込むことをおすすめします。
ワークショップ
さらに、化石探し体験や、紙粘土を使ったワニの色付け、折り紙の制作、マチカネワニクイズ、ワニ博士やマチカネくんとの記念撮影など、多彩なワークショップが用意されています。各体験には人数制限があるため、早めに参加申し込みをすることが鍵です。
2. 天然記念物指定記念シンポジウム
- - タイトル: 「マチカネワニ化石-過去から未来へ、地域から世界へ-」
- - 日時: 令和8年(2026年)2月23日(月・祝)13:30~16:50(13:00開場)
- - 場所: 豊中市立中央公民館集会室(曽根東町3-7-3)
- - 定員: 90人(事前申し込み制、定員を超えた場合は抽選)
このシンポジウムでは、さまざまな専門家が登壇し、マチカネワニ化石についての最新情報や研究成果を発表します。
3. プレイベント
また、2月14日(土)には、天然記念物指定を記念した講座「マチカネワニが見た世界」も開催されます。
- - 日時: 10:00~12:00
- - 場所: 郷土資料館(庄内栄町5-4-14)
- - 定員: 30人(事前申し込み制)
子ども向けの楽しい講座や、ワニ博士によるトントン相撲トーナメントなど、さまざまなプログラムが用意されています。
まとめ
これらの特別企画は、学術的な知識を深めるだけでなく、家族で楽しむことができるよう工夫されています。ぜひこの機会に、両施設を訪れ、マチカネワニをお祝いしませんか?