プロシップ、ファーストアカウンティングとの新たな提携
株式会社プロシップ(本社:東京都千代田区)は、2026年2月13日に取締役会を開催し、ファーストアカウンティングとの資本業務提携契約を結んだと発表しました。これにより、両社は新リース会計基準に対応すべく、AIを活用した革新的なソリューションの開発を進めます。
提携の背景
現在のビジネス環境では、企業の会計業務がますます複雑化しています。とりわけ、2027年4月から強制適用される新リース会計基準により、企業のリース契約管理は大幅に増えると予測されています。この新基準に対する対応は、多くの企業にとって大きな課題となっています。
こうした課題に応じて、プロシップは「Speciality for Customer」を基本理念に掲げ、固定資産管理分野に特化したソリューションを展開してきました。一方、ファーストアカウンティングは、契約書や証憑の読取、仕訳生成において高いAI技術を持ち合わせており、この二つの技術を結びつけることで新たな価値を生み出すことができると認識しています。
新たなAIソリューションの展開
提携の一環として、両社は新リース会計基準に則った経理業務の自動化及び効率化に取り組むことを決定しました。プロシップの高機能固定資産管理ソリューションと、ファーストアカウンティングの革新的な経理AI技術を連携させることで、契約情報の識別と入力業務を大幅に効率化するAIソリューションの共同開発を進めます。これにより、企業の会計業務は時間的にもコスト的にも大きなメリットを享受できるでしょう。
顧客基盤の相互利用
提携により、両社はそれぞれ大手企業向けに展開している顧客ネットワークを相互に活用し、取り組みのクロスセルを推進していきます。これが双方のビジネス成長につながることを期待しています。
資本提携の意義
このたびの提携は単なる業務提携にとどまらず、両社が互いに株式を保有し合う資本提携となります。これによって、協業の安定性や継続性を確保し、長期的な視点での協力体制を築くことが可能です。プロシップは、ファーストアカウンティングに対して319,500株を自己株式として処分する予定で、その総額は約5億円になる見込みです。同社もまた、ファーストアカウンティングの株式を市場から取得する計画を持っています。
今後の展望
プロシップの今回の提携は新リース会計基準への対応だけではなく、さらなる価値創造へと進化させるべく両社で力を合わせます。これにより、従来の「金」を中心とした管理手法から、「物」を基軸とした新しいマネジメント・プラットフォームの構築を進め、世界最高峰の固定資産管理ソリューションの実現を目指します。
企業の社会貢献活動
さらに、プロシップは「ProShip 未来応援プロジェクト」と題し、企業活動を社会貢献へつなげる新たな取り組みも開始します。1,000億円以上の売上高を誇る大手企業に対し、契約1件の導入につき1万円を日本赤十字社に寄付する仕組みを導入し、事業成長と社会貢献を両立させています。
まとめ
このプロシップとファーストアカウンティングの提携は、経理業務の自動化や効率化を実現するための大きな一歩です。両社が共同で開発する新しいAIソリューションは、企業の会計業務に革新をもたらし、未来のビジネス環境に適応するための重要な資源となることでしょう。