ハンズフリーレジがCEATEC 2025に登場!
2025年10月14日から17日まで、幕張メッセで開催される「CEATEC 2025」にて、Sinumy株式会社が新しいタイプのキャッシュレス決済「ハンズフリーレジ」を初めてお披露目します。この技術は、Bluetoothを利用したタッチレスでハンズフリーな認証手法を駆使して、スマートフォンや財布を取り出す必要なく支払いを完了させることができるというものです。
技術革新とその背景
Sinumyは「世界初の瞬間ハンズフリー認証で世界をよりシームレスに」というビジョンを掲げ、Smartな決済体験を提供することを目指しています。これまでの入退室管理、駐輪場、交通改札などでの実績を元に、特に高いセキュリティが求められる決済領域への拡張に挑んでいます。もともと、コスト削減や利便性向上が求められる小売業界での人手不足を解消するために、このシステムは開発されました。
現状と未来の展望
2024年に実施したデモでは、さまざまな企業とのPoC(実証実験)が成功し、今回のCEATECではクレジットカード会社、決済代行会社、小売事業者との意見交換を目指しています。消費者は、利便性と安全性を兼ね備えた新しい決済手段を期待しており、Sinumyの技術はこれに応えようとしています。
ハンズフリーレジの魅力
出展テーマは「スマホも財布も取り出さない。Sinumyのハンズフリー決済」です。ユーザーは、スマートフォンをポケットやカバンに入れたままレジに並び、ワンタップで認証と決済ができるため、大荷物を持っている時や子連れの方でもストレスなく買い物ができます。また、事業者にとってはレジ待ち時間の短縮にも繋がり、顧客満足度向上にも寄与します。
4つの強みと技術の特性
1. 高い普及率
Bluetoothビーコン技術を活用することで、ほとんどのスマートフォンに対応可能。ユーザーのデバイスに依存せず、手軽にサービスを導入できます。
2. 安全な端末認証
ユーザーごとに端末固有のIDを用いるため、誤認証のリスクも最小限に抑えられます。この仕組みにより、事業者が生体情報を扱う必要もなく、安全に利用できる環境が整います。
3. 高速認証
用意された環境下であれば、ユーザーがレジに近づくだけで数秒で認証されます。このスピード感は、情報通信技術の進化を実感させるものです。
4. 既存インフラとの親和性
既存の決済システムと円滑に連携でき、店舗側が新たなシステム導入における負担を軽減できます。
CEATEC 2025での出店意義
今回のCEATECでは、単なる製品のデモ展示に留まらず、ハンズフリー決済の社会実装や各企業との協業に向けた議論を深める良い機会です。特に決済端末やPOSレジのプロバイダーにおいては、新たなソリューションの検討が期待されています。
Sinumyの未来
Sinumyは、スマートフォンを使用し、都心部や交通機関、店舗での決済を簡潔にしていくことで、人々の生活スタイルを大きく変革していくことを目指しています。展示会を通じて、多くの方にその魅力を伝えられることを楽しみにしています。社会における新たな決済体験が実現することで、より豊かな生活の実現に寄与できると信じています。