豊中市が「水道週間」に合わせて水の備蓄を啓発するイベントを実施

豊中市の水道週間イベント

豊中市上下水道局は、6月1日から7日までの水道週間に合わせて、6月2日（月）に阪急豊中駅前広場にて水の備蓄に関する啓発イベントを行います。このイベントは、昨年の能登半島地震を教訓にしたもので、災害時に水の確保がどれほど重要であるかを市民に周知することを目的としています。

災害への備えは日々の心がけから

昨年の地震では、広範囲にわたる断水が発生し、多くの人々が水の不足に直面しました。豊中市は、このような惨事を二度と繰り返さないため、日常からの備蓄の重要性を訴えています。イベント当日は、アルミ缶入りの備蓄水や「上下水道防災減災備えトクハンドブック」、クリアファイルなど合計1,320セットの啓発物が配布されます。これにより、市民が身近に水の大切さを理解し、適切な備えを行うきっかけとなることを目指しています。

図書コーナーで水の理解を深める

また、豊中市内4つの図書館（岡町、千里、庄内、野畑）でも、水に関する特設コーナーが設置されます。この取り組みは、6月1日から29日まで行われており、水に関するさまざまな本の紹介や、広報誌「ミズトキ」の配布も行われます。人々が水の重要性を再認識する良い機会です。

さらに、豊中市上下水道局の1階ロビーでも、6月2日から30日まで水に関する図書が紹介されるほか、能登半島地震における支援活動の様子を伝えるパネル展示も行われます。これにより、水の大切さや災害時の取り組みについて、より深く考えられる機会が提供されます。