大阪で注目のアルファ高送りラジアスミル TD4Nの新ラインナップが登場！

MOLDINOの新製品発表：アルファ高送りラジアスミル TD4N

株式会社MOLDINOが、人気のアルファ高送りラジアスミル TD4Nに新たなラインナップを加えることを発表しました。2025年2月5日から販売開始されるこの新製品は、加工分野における技術革新を象徴する存在となるでしょう。

開発の背景

アルファ高送りラジアスミル TD4Nは、2016年に初めて市場に登場し、以来多くの顧客に愛されてきました。この工具は、加工中に発生する「削り残し」を従来の常識を覆す方法で削減し、次工程への工具負荷を大幅に軽減します。そのため、作業効率を高めることに貢献しています。

初期のモデルでは、特に形状加工においてアンダーカットタイプが高く評価されていましたが、近年の加工現場では、加工プログラムや加工形状の制約から「刃径+1mm」サイズが求められるようになっています。これに応じて、同一インサートでさまざまな刃径に適応できる能力が求められ、大径サイズのニーズも高まってきたのです。そこで、TD4Nの新モデルでは、その市場の要望を反映した新しいサイズを追加しました。

特徴と利点

新型アルファ高送りラジアスミル TD4Nの重要な特徴の一つは、加工能率を損なうことなく、削り残し量を従来の0.5mmから0.2mm以下に低減した点です。この改善により、次工程での工具負荷は最大40％も削減できるようになりました。

さらに、優れた切りくず排出性のおかげで突発的な破損トラブルも減少し、高能率な加工が実現可能です。また、経済性も考慮して両面使用可能な4コーナインサートを採用しており、コストパフォーマンスに優れます。新たに追加された刃径+1mmサイズやボアタイプは、工具とワークの干渉を回避するのに非常に便利です。