大阪府の高校生に自転車用ヘルメット寄贈
大阪府では、特に10代の自転車関連事故が多く報告されており、警察庁のデータによれば、全体の26%を占めています。このような状況を受けて、株式会社オージーケーカブトは、自転車ヘルメットの重要性を訴えています。会社は軽量で快適な通学用自転車ヘルメットを多様に取り揃え、学生の安全を守る取り組みを進めています。
ヘルメット寄贈の背景
2024年からは、大阪府が「ジテシラProject」を立ち上げ、ヘルメットの着用と自転車の安全利用を啓発する活動に協力します。その第一弾として、2024年12月に約2,000個の自転車用ヘルメットを大阪府教育委員会に寄贈しました。これに伴う寄贈式は2025年1月29日に行われ、吉村洋文知事をはじめ、教育関係者や高校生が出席しました。
式典の様子
寄贈式では、オージーケーカブトの社長である木村弘紀氏が高校生に向けて「家族の笑顔を守るためにヘルメットを着用してください」と呼びかけました。これに吉村知事から感謝状が贈呈され、式典に参加した学生たちも「自転車の安全利用やヘルメットの着用に対する思い」を宣言しました。
ヘルメットの配布と今後の活動
寄贈されたヘルメットは、府内の高校に通学する生徒に配布されます。ヘルメットを着用する意志を示した生徒が対象となり、自転車の安全利用が促進されることを目指しています。また、今後はヘルメット着用後の自転車利用の意識変化を調査するアンケートなども実施し、継続的な啓発活動を行う予定です。
ジテシラProjectとは
「ジテシラProject」は、大阪府自転車安全利用推進委員会が主体となり、令和6年2月からスタートするプロジェクトです。その背景には、大阪府における自転車事故が全国平均と比較して多いこと、そしてヘルメット着用率や自転車保険の加入率が低い現状があります。このプロジェクトでは、ラジオ番組や各種イベントを通じて、自転車の安全利用について楽しく、そして身近に情報を発信していく予定です。
私たち一人ひとりが交通安全に対する意識を持つことが求められています。自転車を利用する際は、ぜひヘルメットをかぶり、安全運転を心がけましょう。さまざまな活動を通じて、より安全な通学環境が実現することを期待しています。