金子玲介が書いた青春バンド小説が登場
2023年4月9日、新たな青春小説『私たちはたしかに光ってたんだ』が、株式会社文藝春秋から発売されました。著者は新鋭作家の金子玲介さん。彼のデビュー作『死んだ山田と教室』は2025年の本屋大賞にノミネートされるなど、注目を集めています。
作品概要
『私たちはたしかに光ってたんだ』は、夢に向かって歩む若者たちの姿と、その後に待ち受ける大人たちの現実を描いた長編小説です。瑞葉(みずは)という名の高校生が、クラスメイトの朝顔(あさがお)を通じて一緒に結成したバンド〈さなぎいぬ〉の物語が展開されます。彼女たちの夢は、将来大舞台である紅白歌合戦に出場すること。しかし成長とともに様々な葛藤や挫折が彼女たちを襲い、物語は現実と過去を巧みに行き来しながら進行します。
物語が進むにつれ、瑞葉は26歳になり会社員として忙しい日常に埋もれます。ある日、彼女が目にしたニュースは、自分がかつて愛したバンドが紅白に初出場するというもの。その瞬間、彼女の心には喜びと切なさが交錯するのです。「辞めたからこそ、本当に光り輝いていたのではないか?」そんな思いが瑞葉を刺激します。
書店員の心強い支持
発売前からプルーフを読んだ書店員たちからは、「最高以上の言葉が見つからない」「夢を抱いたすべての人への応援歌」など、熱い支持の声が多数寄せられました。そのため、事前重版の決定にもつながったのです。
書店員の一人、紀伊國屋書店武蔵小杉店の鶴見真緒さんは、「これは誰もが自分の体験として落とし込める大傑作だ」と絶賛しました。読み進めるうちに心が揺さぶられる瞬間が多く、瑞葉の姿に多くの読者が共感すると言います。
近づく刊行記念イベント
更に本作の発売を記念して、多彩なイベントが企画されています。以下のような内容が用意されています。
- - 4月14日:金子玲介さんと井上先斗さんによるオンライントークイベント(無料)
- - 4月19日:金子玲介さんのサイン会(神奈川県川崎市・紀伊國屋書店武蔵小杉店)
- - 4月26日:金子玲介さんと児玉雨子さんとのトークイベント(東京都渋谷区・大盛堂書店)
イベントに参加すれば、直接著者の言葉に触れるチャンスが広がります。
作家紹介
金子玲介さんは神奈川県出身の作家で、慶應義塾大学を卒業後、2019年に『死んだ山田と教室』でメフィスト賞を受賞。その作品性は、特に若者の心情を鋭く捉えたことで高く評価され、続く作品も注目されています。
書誌情報
- - タイトル:私たちはたしかに光ってたんだ
- - 著者:金子玲介
- - 発行日:2023年4月9日
- - 定価:1650円(税込)
この新しい青春の物語が、多くの人々に影響を与え、さらなる感動を生み出すことを期待しています。