製造業DXカンファレンス2025、開催概要
中小・中堅製造業に向けた「製造業DXカンファレンス2025」が、2025年12月9日(火)に大阪・本町のアーバンネット御堂筋ホールで開催されます。このカンファレンスは、製造業向けの生産管理システム「SmartF」を提供する株式会社ネクスタの主催によるもので、今回のテーマは「リアルなDX事例の共有」です。
DX推進の課題とその解決策
特に中小企業が抱えている課題の一つが人手不足や技術継承です。DX(デジタルトランスフォーメーション)はこれらの解決策となる可能性を秘めていますが、現実には「何から始めれば良いのかわからない」「予算が限られている」といった障害も多いのが実情です。大企業の成功事例は参考にはなりにくく、同じ規模・業界の企業の実際の経験談が強く求められています。
本カンファレンスの特色
本イベントでは、実際にDXを推進した中小企業の経営者や担当者から、その経験を直接聞くことができる貴重な機会です。登壇者は、以下の3社から選ばれています。
- - 誠和株式会社の青山和樹氏は、30名の従業員を有する会社で「現場の抵抗を乗り越え、一人当たり売上1.5倍を実現した」方法を共有します。従業員が少ないために直面した課題やその解決策にも触れられるでしょう。
- - 宮川化成株式会社の仲本篤徳氏は、「ボトムアップ型DX」で100時間の工数削減を成し遂げた具体的な戦略を紹介します。500名以上の規模の経営者にとって、このアプローチは非常に参考になるでしょう。
- - 鶴田電機株式会社の小林孝氏は、在庫管理からスモールスタートをし、製造業DXのデータ経営を目指す取り組みを語ります。
カンファレンスプログラム
カンファレンスは以下のようなプログラムで構成されます:
1.
リアルな事例紹介(14:30〜15:15):登壇企業がシステム導入前の課題や導入後の変化を共有し、成功だけでなく苦労したポイントにも触れ、リアルな声を届けます。
2.
参加型パネルディスカッション(15:15〜16:00):参加者からの質問を受け付け、様々な視点からの意見が交換されます。
3.
講演「製造業DXに失敗しないポイント」(16:00〜16:30):ネクスタの担当者が、成功する企業と失敗する企業の違いを語り、今後のDXへの取り組み方について道筋を示します。
4.
グループ別交流会(16:40〜17:10):参加者同士で意見を交換し、自社の課題を共有し合う場が設けられます。これは非常に貴重な学びの場となるでしょう。
参加方法と当日の詳細
イベントは、オフライン・オンラインのハイブリッド形式で行われ、参加費は無料ですが、事前登録が必要です。会場参加は100名、オンライン参加は最大300名までとなっています。詳細な情報と参加登録は
こちらから確認できます。
このカンファレンスは、中小製造業の経営者やDX推進担当者にとって、現実の課題に対する具体的な解決策を学ぶ絶好の舞台です。未来の製造業を共に改革していくための一歩を踏み出しましょう。