冬に食べたい!埼玉と福井の絶品大根そば巡り
寒い季節にぴったりな温かい食べ物に、そばがあるのは周知の事実ですが、特に大根を使ったそばが注目されていることをご存知でしょうか?今回は、埼玉県深谷市と福井県越前市の2つの特選そば店を巡り、それぞれの魅力を深掘りしていきます。
1. 埼玉・深谷市の「花園蕎麦」
深谷市は、日本資本主義の父として知られる渋沢栄一の生誕地であり、文化的にも豊かな地域です。JR深谷駅の近くには、深谷市のイメージキャラクター「ふっかちゃん」のいるからくり時計があります。そこからの道のりを歩くと、レンガ造りの歴史ある建物が数多く残る「七つ梅酒造跡」にたどり着きます。ここでは、鬼瓦を作る職人に出会うことができ、珍しい体験も楽しむことができます。
その後、訪れた「花園蕎麦」は、深谷駅から車で20分ほどのところに位置しており、名物の「大根そば」を堪能することができます。この店のそばは全て自家製の十割そばで、多くのファンを魅了しています。店内では製麺機が目の前にあり、興味津々な様子を見せる塚地武雅さん(ドランクドラゴン)。
大根そばの魅力
「大根そば」の一番の特徴は、その食感です。シャキシャキとした大根と、モチモチのそばが絶妙なバランスを保っています。塚地さんもこの食感に感激した様子で、「まるで違う食べ物のようだ」と表現しています。また、店内では、深谷の地場産ねぎやワカメ、天かすなどのトッピングが無料で楽しめるため、アレンジ自在で、贅沢な一杯を自分好みに仕上げることができるのも嬉しいポイントです。
2. 福井県越前市の「おろしそば」
次に訪れるのは、福井県越前市。ここでは、地元に愛され続ける「おろしそば」が名物です。意外にも冬でも冷やして食べるのが定番で、福井に根付いた食文化を象徴しています。それが、香り高いそばと新鮮な大根おろしが絡み合い、シンプルながらも食べごたえのある一品に仕上がっています。
この「おろしそば」は、一見シンプルですが、その旨味に驚かされること間違いなし。深谷市の「大根そば」とはまた違った味わいがあります。
まとめ
埼玉県と福井県の大根を使ったそばは、それぞれの地域性を感じさせる特徴があります。寒い冬の日に、ぜひ訪れてみたいお店です。塚地武雅さんが伝える立ち食いそばの魅力と、各地の風土が息づくそば文化を楽しんでみてはいかがでしょうか?
元気の出る一杯を求めて、立ち食いそばの旅に出かけましょう!