英国ロイヤル・バレエ『シンデレラ』映画館での感動再上映
英語圏での最高峰のバレエ団、英国ロイヤル・バレエの華麗な作品『シンデレラ』が再び映画館のスクリーンに登場します。2025年2月13日から2月19日までの1週間、TOHOシネマズ 日本橋をはじめとした全国各地の映画館で上映されます。この作品は、絢爛な振付と豪華な舞台装置で、新たな観客を魅了することでしょう。
素晴らしい作品の魅力
舞踊評論家の森菜穂美氏によると、アシュトン振付の『シンデレラ』は特有のユーモアと感動を兼ね備えています。箒をシンデレラのダンスパートナーに見立てる演出が印象に残り、男性ダンサーが女装してコミカルな姉妹役を演じる場面は観客に笑いをもたらします。そして、四季の精たちが舞うシーンで見せるグループダンスもこの作品の特徴の一つです。
2022年に初演75周年を記念して新しくリメイクされた本作は、華やかな舞台や衣装によって視覚的にも楽しませてくれます。舞台装置は『となりのトトロ』や『ローレンス・オリヴィエ賞』を受賞したアーティスト、トム・パイによるもので、花満開のガーデンパーティを感じさせる美しさが特徴です。一方、衣装はアカデミー賞のノミネート歴を持つアレクサンドラ・バーンが手がけ、オートクチュールに劣らないエレガンスが見どころです。
日本人プリマ金子扶生の輝き
日本の誇りである金子扶生がシンデレラ役を演じており、彼女のパフォーマンスは観客に強い印象を与えます。森氏は、「金子の軽やかな動きはまさに彼女の魅力を引き立て、ヒロインとしての存在感を一層際立たせている」と語ります。王子役にはウィリアム・ブレイスウェルがキャスティングされ、この二人のパートナーシップは観客に感動を与えることでしょう。
義理の姉たちと新たな発見
義理の姉役には、ロイヤル・バレエの実力派、ベネット・ガートサイドとダンスールノーブルのジェームズ・ヘイが挑んでいます。その演技力は圧巻で、『リーズの結婚』での彼の軽快な踊りから多くの観客を魅了します。彼の新たな役どころを見逃す手はありません。
ナビゲーターによる新しい試み
今シーズンの特長として、プリンシパルキャラクターアーティストのギャリー・エイヴィスがナビゲーターを務めます。彼は舞台裏から作品の魅力を伝え、より深く楽しめる要素を提供します。エイヴィスはロイヤル・バレエを引退したばかりなので、彼がスクリーンで見られる最後の機会となるかもしれません。
感動のひとときを
この『シンデレラ』は冬の寒さを和らげ、観客を温かい気持ちに包み込むでしょう。心躍るストーリーと素晴らしいダンスを楽しむために、ぜひ近くの映画館へ足を運んでみてください。おとぎ話の魔法が、あなたを待っています。