フクシマガリレイが新しい冷凍プラグインショーケースをモデルチェンジ
大阪市西淀川区に本社を置くフクシマガリレイ株式会社が、自然冷媒R290を採用したノンフロン冷凍プラグインショーケースの新モデルを発表しました。これにより、業務用冷凍冷蔵庫の市場に新たな選択肢が加わります。
新モデルの特徴
より便利になった使い勝手
新しい冷凍プラグインショーケースには、いくつかの改良点が加えられています。そのひとつが庫内の底面素材です。従来のアルミ製から樹脂製に変更されることで、段ボール梱包された商品を直接庫内の底面に置くことができるようになりました。これにより、別売の庫内網を設置する必要がなくなり、使い勝手が大幅に向上しました。
安全性の向上
安全性にも配慮しており、LED照明が防水仕様に変更されています。これにより、万が一の事故が起こった際にも安心です。
環境に優しい冷媒を採用
フクシマガリレイが採用した自然冷媒R290は、地球温暖化係数GWPが3.3と非常に低く、環境への負荷を最小限に抑えることができます。この持続可能性への取り組みは、現代のビジネスにおいて非常に重要な要素となっています。
エネルギー効率とメンテナンスフリー
新モデルはガラスドア付きのインバータ―冷凍機を搭載しており、省エネ性能も非常に高いです。冷凍機が内蔵されているため、冷媒配管工事が不要で、増設やレイアウト変更も簡単に行えます。さらに、凝縮器はフィルターレス、ドレンパンは自然蒸発式なので、日々のメンテナンスがほとんど必要ありません。
発売スケジュール
この新モデルは2025年9月1日(月)に発売される予定で、年間3,000台の販売を目指しています。対象となる機種はベーシックモデルと大容量モデルを含む8機種で、スーパーマーケットやデパート、ドラッグストアなど、様々な業態での使用が期待されます。
製品詳細
- - 機種名: PMC-53FPBNO
- - 標準価格: オープン価格
- - 外形寸法: W1,457×D854×H910mm
- - 有効内容積: 581L
- - 製品質量: 104kg
- - 庫内温度: -25℃~-18℃
- - 電源: 三相200V
- - 消費電力: 冷却時327W、霜取時660W
まとめ
フクシマガリレイ株式会社の新しいノンフロン冷凍プラグインショーケースは、使い勝手や安全性、環境への配慮を強化した製品となっており、業務用冷凍冷蔵庫としての選択肢が広がることが期待されます。また、業界のニーズに応えるべく、きめ細やかな配慮がなされたこの製品に注目です。詳細は公式ウェブサイト(
フクシマガリレイ)で確認できます。