岡山大学と玉野市の新プロジェクト
2025-11-02 01:34:18

アートとテクノロジーの融合!岡山大学が玉野市と連携した観光アンケートの新プロジェクト

岡山大学と玉野市が手を組む新たな試み



国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区)は、玉野市と連携し、観光客向けのアンケート回収率を向上させるプロジェクトを発表しました。この取り組みは、地域の魅力を引き出すことを目指しており、地域、企業、学生ベンチャーが一体となった新しい形の協力の象徴です。

アンケート回収の現状



玉野市では、実施している『瀬戸内国際芸術祭』に関連する来訪者アンケートの回収率が期待したほどには上がらず、これが大きな課題となっていました。今回のプロジェクトでは、この状況を打破し、アンケートへの回答を促すための多様な仕掛けを取り入れています。

プロジェクトの発端



このプロジェクトは、5月に開かれたOI-Start主催のオープンイノベーションイベント「Match Up vol.3」での出会いをきっかけに始まりました。イベントに出展していた『石塚王子ペーパーパッケージング株式会社』の新商品『パックポン』が、アイデアの源になりました。玉野市のアーティストがデザインし、アンケートの回答者にノベルティとして提供される仕組みになっています。

遊び心満載の仕掛け



本プロジェクトの最大の特徴は、アンケートにタブレットで回答することで、自動的にコインが発行されるという楽しみを加えた点です。このコインを使って、設置されたトイカプセルマシンを回すことができます。これにより、来訪者はアンケートに答えることで、ただの参加が楽しみへと変わります。この仕組みは、AIやテクノロジーを活用している株式会社MOSAdemyによって実現しました。

成果と今後の展望



宇野駅に設置されたトイカプセルマシンにより、アンケートの回答数は夏の会期に比べて急増しています。大学、地域、企業、学生ベンチャーの連携により、地域活性化の新たな道筋が開かれています。また、『パックポン』のカーボンフットプリント算定も行われ、環境への配慮を示すモデルケースとしても期待されています。

セレンディピティの創出



この取り組みは、大学、行政、企業、学生ベンチャーが互いに影響を与え合うことから生まれたもので、偶発的な出会いが新たな価値創出へとつながりました。岡山大学は今後も、小さなイノベーションを通して地域の課題解決に寄与することを目指しています。

結論



岡山大学と玉野市のこのプロジェクトは、観光客の流れを促進し、地域の魅力をさらに引き出すための重要な一歩です。引き続き、岡山大学の取り組みに注目していきましょう。


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