大和財託、滋賀県長浜市に寄附し地域振興を加速
不動産や建築を通じて地域の発展に貢献する大和財託株式会社が、滋賀県長浜市に向けて1,000万円を企業版ふるさと納税として寄附しました。2024年12月13日、長浜市役所にて行われた感謝状贈呈式には、当社の代表である藤原正明氏と長浜市の浅見宣義市長が出席し、地域貢献への意気込みを新たにしました。
寄附の背景と目的
この寄附は、長浜市が展開している「まち・ひと・しごと創生寄附活用事業」に基づいています。具体的には、地域の活力を向上させるための「活躍の場創出」を目的としたプロジェクトに充てられます。長浜市は歴史深いまちであり、観光資源も豊富ですが、近年人口が自然減少傾向にあることから、地域振興が重要な課題となっています。
特に、大和財託は2024年9月に長浜市にある「須賀谷温泉」を完全子会社化し、伝統的な温泉旅館としての魅力を再生させる計画を進めています。このプロジェクトを通じ、地域に新たな観光名所を創出し、観光客の誘致を図ることが目指されています。
寄附金の活用計画
寄附金は、特に長浜市の言わばシンボルとも言える小谷城跡の活用に向けた事業に使われます。同市の貴重な文化遺産である小谷城跡の魅力を引き出すため、今後は「学び」「体験・発見」「つなぐ」「保存・活用・継承」という4つのコンセプトを軸にした(仮称)小谷城戦国体験ミュージアムの整備が計画されています。このミュージアムを通じて、地域の歴史と文化を国内外に発信し、訪れる人々に感動を与えることが期待されています。
企業版ふるさと納税の魅力
「企業版ふるさと納税」は国が認定した地域再生計画を踏まえ、企業が寄附することで法人税の軽減を享受できる仕組みです。このシステムを活用することで、大和財託は地方創生を支援しつつ、自社の税負担を軽減することができるのです。これにより、企業と地方自治体の新たなパートナーシップ形成が期待されています。
今後の展望
大和財託は今後も地域振興に向けた事業を推進し、地域の資産価値や魅力を最大化する取り組みを続けていく方針です。藤原CEOは「地域の活性化を自らの使命とし、持続可能な発展に寄与していきたい」と述べ、地域住民や観光客に対して新たな価値を提供する意欲を示しました。今後の展開から目が離せません。
会社概要
会社名:大和財託株式会社
本社:東京都渋谷区渋谷二丁目17番1号渋谷アクシュ 22階
設立:平成25年7月
事業内容:不動産・建築領域等を活用した資産価値共創事業
URL:
大和財託株式会社公式サイト
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