岡山大学の新図書館
2025-12-22 00:06:24

岡山大学が新しい潮流の図書館について公開講座を開催しました

新しい図書館の可能性を探る



2025年11月28日、岡山大学において「新しい潮流図書館が人びとの居場所や対話、活動の場になってきた」と題した公開講座が開催されました。この講座は、地域の皆さまを対象に、図書館の新しい役割や機能について考える貴重な機会となりました。

今回の講座には、会場とオンラインを合わせて102名の参加者が集まりました。その中で、株式会社マナビノタネの森田秀之代表取締役が講師に招かれ、これまでの図書館に関する意義や新しいアプローチについて詳しく解説しました。

森田氏は、これまでに関わったさまざまな図書館の事例を紹介しました。特に注意を惹かれたのは、フィンランドの図書館が地域社会の中でどのように機能しているのかという点でした。フィンランドの例を通じて、図書館がただの本を借りる場所ではなく、地域の人々が集うコミュニティスペースとしての役割が強調されました。

その中で、「自分たち事」として地域の課題に取り組むための場づくりの重要性についても言及されました。多様な人々が自然に集まり、対話を交わし、互いに影響しあう場としての図書館がいかに大切であるかが強調され、参加者たちは共感を持って聞き入っていました。

講座の後半では、森田講師と図書館職員による意見交換会が行われ、参加者からは「新しい図書館の考え方を知り、ぜひ地域に活かしたい」といった意見が寄せられました。新たな図書館の役割や可能性について理解を深めるとともに、地域への貢献のヒントを得る良い機会となりました。

また、講座に合わせて岡山大学図書館では「新しい潮流図書館が人びとの居場所や対話、活動の場になってきた」というミニ展示も実施されました。この展示では、講座で触れられた内容をさらに深堀りし、参加者が感じた新しい発見を実際に共有できる場ともなっています。

去る11月の講座を受けて、岡山大学の図書館は今後も地域中核・特色ある研究大学としての役割を果たすことが期待されます。地域の課題を考え、支援する場として図書館がどのような形で成長していくのか、今後の動きに注目していきたいところです。私たちも、新しい図書館の形やあり方について考え、積極的に参加してみることが求められています。

このように、岡山大学の取り組みは地域における変革を促進し、未来に向けた新たな図書館像を築く可能性を秘めています。地域社会の「居場所」としての図書館が、今後どのように発展していくのか、ぜひその動向を注視してみてはいかがでしょうか。


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