万博清掃コンテスト
2025-11-14 16:14:59

大阪・関西万博に向けた清掃業務の技術力向上と革新技術の活用

技術力向上を目指した第7回イオンディライト技術コンテスト



2025年11月12日(水)、イオンディライト株式会社が主催する「第7回 イオンディライト技術コンテスト【清掃の部】」が開催され、国内外から選抜された15チームがその成果を発表しました。このコンテストは、清掃業務や設備管理、警備の分野での技術力向上を目的とし、2019年度より続けられています。

特に今年は、関連する経営陣による評価のもと、関西支社の「ニーゼロ ニーGO! Clean Expo!!」チームが最優秀賞に輝きました。彼らは大阪・関西万博に向けた清掃業務を、革新的な技術を用いて取り組んでおり、特に注目されました。

卓越した取り組み



関西支社代表チームは、万博会場での清掃、警備、設備業務を受託する中で、以下の3つの革新に取り組みました。

1. 業務管理アプリの開発
専用のアプリを開発することで、万博特有の複雑なスケジュールや多拠点の管理を効率的に行えるようにしました。このアプリにより、進捗確認と情報共有が円滑になり、業務全体の効率が大幅に向上しました。

2. 水上ドローンの導入
新たに生じた水景面の清掃の課題に対し、水上ドローンを導入。これにより、従来手作業では困難だった水面のゴミを安全かつ効率的に回収する方法を確立し、清掃の質を向上させました。

3. 特定技能外国人の採用
人材不足を解消するために、特定技能外国人を20名採用。インドネシア人リーダーを配置し、多言語マニュアルを整備することにより、迅速に現場に対応できるチーム体制を作り上げました。これにより、万博で得た経験は、今後も関西支社の重要な資産となります。

その他の受賞チームの取り組み



さらに、優秀賞には他のチームも輝きました。関東支社の「チーム☆クリーン アップ」では、特定技能外国人の活躍を通じた高品質な清掃の確立に挑戦し、チームワークの重要性を再認識しました。中四国支社の「お好みクリーン」チームは、業務の効率化とクリーンクルーの満足度向上を目指し、SLAとIoT技術を駆使した清掃業務の改革に成功しました。

今後の展望



イオンディライトでは、今回のコンテストを通じて得られた知見を活かし、さらなる「人間力」と「技術力」を兼ね備えた人材の育成に努めていきます。また、清掃業務の未来を見越した取り組みは、今後も様々な形で発展していくことでしょう。特に特定技能外国人との協働は、清掃業務の成長にとって重要な要素であり、全国への展開も視野に入れています。

濵田社長の総括によれば、 「今回の提案には現場での改善意識が色濃く表れており、すべてのスタッフが主体的にリーダーシップを発揮する姿勢が見受けられた。」と述べています。大阪・関西万博という大きな舞台に向けて、清掃部門の技術力がさらに進化することは間違いありません。今後の取り組みにも大いに期待が寄せられます。


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