「DEJIMA博 2025」が約23万人を魅了
株式会社長崎国際テレビが主催する「DEJIMA博 2025」が、2025年5月3日から6日まで長崎水辺の森公園などで開催されました。今年の来場者数は何と約23万人。GW中の長崎は多くの人々で賑わいを見せ、新たな休日の楽しみ方をEveryoneへ提案した素晴らしいイベントでした。
多彩なプログラムで地域を盛り上げる
「DEJIMA博」は、長崎市の「長崎創生プロジェクト」に認定され、2024年で10周年を迎えるイベントとして地方創生や人口減少対策を目的に行われています。毎年成長を続ける本イベントは、今年も様々な体験を通じて多くの来場者を迎えました。
長崎水辺の森公園ではお笑い芸人のステージイベントが実施され、宮川大輔や見取り図、ザ・マミィといった人気の芸人たちが登場し、来場者を楽しませていました。5月4日には、田辺大智アナウンサーとNIB青木雄大アナウンサーによる「アナウンサートークバトル!!」が開催され、観客との掛け合いで会場は大いに盛り上がりました。
さらに、5月5日には「ヒルナンデス!」の生中継が行われ、南原清隆や小峠英二、浦野モモアナウンサーが来場し、イベントの魅力が全国に発信されました。そしてこの日と6日には、子どもたちに大人気の「キャプテンピカチュウ」が登場し、会場はさらに賑わいました。
スポーツと企業の展示が融合
一方、アミュプラザ長崎かもめ広場では「マジデジマGAMES2025」と称した3x3バスケットボールや車いすバスケットボールのイベントが行われ、スポーツを通じた交流の場が広がりました。東京パラリンピック出場経験のある鳥海連志選手も参加し、来場者は彼のプレーを間近に体感することができました。
また、長崎の企業であるONE DEJIMAによる特別展示も行われ、地域企業の世界での活躍を知る貴重な機会となりました。
仕事体験と遊び場が充実
家族連れに人気があったのは、出島メッセ長崎での仕事体験イベントです。「こどもジョブチャレンジ in 長崎」では、警察や消防、自衛隊など様々な職業を学ぶことができるコーナーが設けられました。また、金融教育の一環として千万円の重さを体験するプログラムや、明治によるチョコレート作り体験、資生堂のビューティーアドバイザー体験など、多彩な職業体験が多くの子どもたちを惹きつけました。
さらに、ONE DEJIMAによる船長体験や航空関連の仕事体験も実施され、新たな発見や楽しさが子どもたちを包む特別な空間が広がっていました。
混雑緩和と社会貢献への取り組み
来場者の利便性向上のために、DEJIMA博公式アプリ「STLOCAL」と長崎バスが連携し、パークアンドライドを導入。この取り組みによって混雑緩和が図られました。さらに、地域の災害に対する義援金受付や会場清掃などの社会貢献活動も行われ、地域と共に進められた運営が高く評価されました。
地域共創イベントとして未来を見据える
「DEJIMA博 2025」は多様なコンテンツと地域との連携を通じて、市民や観光客に新たな交流の場を提供しました。 これからも地域と協力し、次代に繋がる楽しみあふれるイベントを作り上げていくことでしょう。