2025年秋、舞台『ハロルドとモード』が再び幕を開ける!
2025年の秋、映画『ハロルドとモード』の舞台化が再び実現します。この名作は、1971年にアメリカで公開された同名映画を基にしており、今や黒柳徹子のラifワークとして6度目の上演に挑みます。
物語の魅力
本作は79歳の女性モードと19歳の青年ハロルドの異色の関係を描いたヒューマンドラマです。孤独に悩み、死に執着する青年が、自由で奔放なモードとの出会いを通して、生きることの喜びを見出す様子がユーモアと詩情を交えて描かれています。この物語は「生」と「死」の対比を通じ、観客に命の大切さを再認識させてくれます。
キャストの紹介
今回モード役を務めるのは、言わずと知れた黒柳徹子さん。彼女にとってモードという役は、40年以上の長い間の夢であり、人生そのものを象徴する存在とも言えるでしょう。そして、2025年版のハロルド役に抜擢されたのは、Travis Japanの七五三掛龍也さん。彼はこれまでの“ハロルドの系譜”を引き継ぐ新たな顔として、熱い期待を背負っています。
新たな演出による深みと感動
演出を手掛けるのは、2020年から関わっているG2。彼は、朗読劇として始まった本作に、新たなアプローチを加え、音楽や美術といった演出を緻密に織り交ぜていきます。観客は、緊張感あふれる生演奏や、巧みな照明で笑いと涙が交錯する瞬間を体験しながら、物語の深みに入り込むことでしょう。
共演者も注目
ハロルドの母親役には和久井映見さん、ハーレイ医師役に前野朋哉さん、さらに森迫永依さんと松尾貴史さんといった実力派俳優たちも加わり、作品にさらなる厚みを持たせています。
どこで見られる?
東京では2025年9月30日から10月10日までEX THEATER ROPPONGIで、大阪では同年10月16日から19日まで森ノ宮ピロティホールにて上演されます。チケットは公式サイトにて販売予定ですので、見逃さないよう情報をチェックしておきましょう。
演出者とキャストのコメント
G2は上演に向け、「モード役を演じる黒柳さんの熱意とキャストの新鮮なパフォーマンスがこの舞台の力強い魅力に繋がる」と力強いメッセージを寄せています。黒柳さんは「愛に飢えたハロルドとの出会いを一緒に見届けてほしい」と観客に呼びかけ、七五三掛さんも自身の役への意気込みを語っています。
終わりに
舞台『ハロルドとモード』は笑いと涙が交錯する珠玉の作品です。生きることの素晴らしさを感じられるこの貴重な機会をお見逃しなく!