アンゴラのファッション
2025-10-03 19:42:27

アンゴラの文化を称える華やかなファッションショーが開催

アンゴラの誇りを感じるファッションショー



2025年10月1日水曜日、EXPO 2025 大阪・関西のアンゴラパビリオンで、特別なファッションショーが行われました。世界中から約50名のVIPゲストが訪れ、アンゴラの名デザイナーCarla Silva(カーラ・シルヴァ)による作品を楽しむことができました。このイベントは、アンゴラの歴史や文化を深く体感する機会となりました。

伝説の女王に捧げるコレクション



今回披露されたコレクションは、天才的な女性指導者、Queen N’Jinga Mbandi(ンジンガ・ムバンディ女王)にインスパイアを受けたものです。彼女は1582年から1663年の生涯で、植民地支配に対抗し、国の独立を守るために力強く戦った人物です。このランウェイでは、彼女を象徴する要素がデザインの中に反映され、強さと美しさが共存する印象的な作品が次々と披露されました。

デザインには、黄金の王冠、真紅のローブ、力強いシルエットなどが散りばめられ、観客を魅了しました。伝統と現代の融合をテーマにした「Raízes Tecidos com História(歴史を織り込んだルーツ)」コレクションでは、アンゴラの文化を表現したテキスタイルが使用され、さまざまなモチーフが描かれていました。

文化と現代の融合



Carla Silvaが手がけた生地には、透けるオーガンジー、光沢のあるデュシェスサテン、繊細なレース、そして構築的なミカドなど、上質な素材が使用されています。これにより、全14ルックがそれぞれ独自の魅力を持つ作品としてランウェイを飾りました。カラーは、ナチュラルブラウンに情熱的なレッドやシンボリックなゴールドが重なり合い、アフリカン・アイデンティティと現代的感性を共鳴させる美しいビジュアルが描かれました。

このイベントは、伝統と革新が交差する場として、あらゆる観客に強烈な印象を残すことに成功しました。

デザイナーのプロフィール



Carla Silvaは、長年にわたり国際的に活動しているアンゴラ出身のファッションデザイナーです。ポルトガルのアントニオ・アロイオ芸術学校で視覚芸術とファッションデザインを学び、以降、アフリカの伝統と世界のトレンドを融合させた作品を多数発表してきました。ニューヨーク、ドバイ、香港をはじめ、数多くの国際的なファッションイベントに参加し、その才能を発揮しています。彼女の貢献は広く評価され、数々の賞を受賞しています。

ファッションが語るアンゴラの物語



アンゴラパビリオンの館長、アルビナ・アシス・アフリカーノは、「今回のファッションショーを通じて、アンゴラの誇り高い歴史や文化、創造性を感じていただけることを嬉しく思います。」と述べ、本イベントの意義を語りました。ファッションを通じてアンゴラの魅力を広めるこの機会は、多くの人々にとって特別な経験となったことでしょう。


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