新しい日本語学習の形「HAi-J」
ヒューマンアカデミー日本語学校が開発した「HAi-J」(Human Academy Ai Japanese Lesson)は、日本語教育業界初の生成AIを活用したWebアプリです。すでに3か月間、企業向けにデモ版を提供し、ユーザーからのフィードバックを受けてブラッシュアップを経て、正式にサービスを開始しました。
「HAi-J」の特長
「HAi-J」は、AIアバターと共に会話練習ができるアプリで、日常的な日本語の会話を89のシーンに分けて練習することができます。これは当校のオリジナルテキスト「つなぐにほんご」に基づいており、まるでネイティブスピーカーと実際に会話をしているかのような感覚で、日本語を学ぶことができます。
このアプリは、特に外国人社員に対する日本語教育や地元住民向けの日本語学習プログラムなど、多様なシーンでの利用が可能です。さらに、いつでもどこでも学習できる利便性があり、24時間365日利用できるため、忙しいビジネスマンにも最適です。
課題解決を目指す背景
厚生労働省のデータによると、2023年10月末には外国人労働者数が204万人を超え、前年比12.4%の増加が見られています。このような背景から、日本語教育のニーズは益々高まっています。特に外国人が職場で必要な日本語スキルを効率的に習得する新しい手段として「HAi-J」が開発されました。
独自の教育メソッド
「HAi-J」では、単なる文法の暗記にとどまらず、日常生活やビジネスシーンで使われる自然な会話を重視しています。当校のメソッドは「場面シラバス式」と称され、イラストなどのビジュアルを使いながら、考えを言葉にするトレーニングに力を入れています。この方法により、基礎的な知識を身に付けた後、AIとの自由な会話を通じて実践力を磨くことが可能です。
学習管理機能も充実
ユーザーはアプリを通じて、進捗や日本語レベルを簡単に確認することができます。学習に対するモチベーションを保つために、効果的なサポートが提供されるシステムとなっており、学習効率がさらに向上します。
制度概要と価格について
「HAi-J」は、導入初月および次月は4,500円(税抜)、その後は月額1,500円(税抜)で利用可能です。あらゆるデバイスに対応しているため、パソコンはもとより、タブレットやスマートフォンでも利用ができます。
想定されるユーザー
このアプリは、日本国内で外国人社員を雇用している企業や、日本語を学びたい外国人向けのプログラムを提供している教育機関にも特にお勧めです。さらに、大学や自治体などでも広く利用されることが期待されています。
「HAi-J」は、日本語学習をよりアクセスしやすく、そして楽しくするための新たな手段として、多くの人々に支持されることを目指しています。あなたもこの新しい学習体験を通じて、日本語を身につけてみませんか?