Fractaleでデータ連携
2025-12-02 13:09:15

次世代オープンデータ基盤「Fractale」のクローズドα版が登場!

クローズドα版がもたらす新たなデータの世界



ダッタラ株式会社が開発したオープンデータ連携基盤「Fractale(フラクタル)」のクローズドα版が、2025年12月17日に提供されることが発表されました。この新しいプラットフォームは、時空間IDを活用して、国内外のオープンデータを横断的に利用することが可能となっています。

Fractaleとは?


Fractaleは、世界中で公開されている関連オープンデータセットにアクセスし、必要な情報を一か所で確認できるサービスです。わずか一つの検索操作があれば、興味のあるデータセットを抽出し、公開元や対象地域、期間、ライセンスなどの詳細情報を得ることができます。さらに、自分の環境で即座にそのデータを分析に活用することができるのです。

このサービスは、経済産業省が推進する日本発のデータスペース構想とも整合性があり、グローバルなオープンデータへの時空間IDの実装を進めています。異なる分野の情報を同じ文脈で扱いやすくすることで、観光や交通、防災、経済指標に関する新しい分析の可能性を提案します。

クローズドα版の特徴


今回のクローズドα版では、さまざまな体験が提供される予定です。具体的には、分野や地域を跨いでの国内オープンデータのブラウズ、データに関する重要なメタ情報の整理、APIを通じたデータの活用が可能となります。これにより、実務に即した使いやすいデータ基盤に成長することが期待されています。そして、このシステムにより自治体の担当者や国外の研究者も同じ環境で利用することができます。

2025年の大阪での展示


Fractaleは、2025年12月17日から18日に大阪で開催される「Startup Japan 2025」において、そのコンセプトとクローズドα版のデモ展示を行います。この場では、観光、都市計画、防災、医療、教育など、異なる分野での利用シーンを示し、自治体や企業、大学との共創プロジェクトの可能性について議論する機会も設けられます。

フラクタルが描く未来


Fractaleは、時空間IDを共通の基盤として、個別に扱われていたデータを組み合わせることで、新たな分析の可能性を開くことを目指しています。たとえば、観光施策が交通に与える影響や、災害時の避難行動と地形の関連性を分析することが容易になるでしょう。ダッタラが開発する解析基盤「Uesugi Engine」との連携により、データ活用の幅をさらに広げ、高度な分析や可視化も進んでいく見通しです。

今後の展望


Fractaleは、国や自治体、国際機関との連携を進めつつ、時空間IDに対応したオープンデータの拡充を図ります。また、学術的な実証プロジェクトやコンペティションの企画、教育現場でのデータサイエンス教材としての活用などを通じて、次世代のデータ基盤を築いていく考えです。

ダッタラのミッションである「人とデータをつなぐ」ことを実現することで、企業や社会が現代の複雑な問題に対処できるよう、持続可能な成長や社会全体の革新を推進していきます。

詳しい情報は公式サイトダッタラをチェックしてください。


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