中之島映像劇場
2025-09-19 15:48:37

国立国際美術館で「Our Times」中之島映像劇場が開幕!新たなアート体験を

第28回中之島映像劇場「Our Times」開催



2025年、国立国際美術館にて特別展「非常の常」と共鳴する注目のイベント、第28回中之島映像劇場「Our Times」が開催されます。日程は10月4日(土)から、特別展終了の10月5日までの短期間。今回は、五つの短編映像作品が厳選されて上映される予定です。観客が体感できるアートの新たな形として、芸術愛好者にとって見逃すことのできない機会となるでしょう。

上映作品の紹介



この映像劇場では、以下の五作品が上映されます。

1. ### 藤井光《COVID-19 May 2020》(2020年/5分49秒)
藤井の新作は、2020年の新型コロナウイルス感染症が引き起こした緊急事態下で制作されました。当時の東京の現代美術館にて、すべての展覧会が休止し、静寂が広がる中、孤立した時間を記録したものです。

2. ### アン・ジョンジュ/チョン・ソジョン《機械の中の幽霊》(2021年/20分10秒)
都市開発による影響を受けて生まれたこの作品では、無人状態の韓国国立現代美術館と立入禁止区域を舞台に、人間と自然の共存を描いています。デジタル時代の情報の美と混乱が、非人間的視点から表現されています。

3. ### 折笠良《みじめな奇蹟》(2023年/8分13秒)
アニメーション作品であり、詩人・画家アンリ・ミショーの原作を基に、運動と色彩、声が融合。個々の生命と死の循環を描き出すことで、観客に深い響きを与えます。

4. ### ジョナサン・グレイザー《Strasbourg 1518》(2020年/10分)
フランス・ストラスブールで発生した「1518年の踊り病」をテーマに、過去と現在をつなぐ作品。ダンサーの孤立した協業の記録が、恐れや不安を挑戦するかのように表現されます。

5. ### 磯部真也《For rest》(2017年/17分)
森の中に設置された被写体を、5年間にわたって記録した作品。自然の変化を静かに見守ることで、生と死の本質を体感させてくれる内容になっています。

開催概要



  • - 開催日程: 2025年10月4日(土)
  • - 上映時間:
- 午前の部: 11:00 - 12:15
- 午後の部: 14:00 - 15:15
  • - 入場: 各回100名、無料。
整理券は当日10:00から配布開始。
  • - 会場: 国立国際美術館 地下1階講堂
〒530-0005 大阪市北区中之島4-2-55

この短くも強烈なプログラムを通じて、非常に異なる視点やテーマが交差し、観客に新しい解釈や感想をもたらすことでしょう。アートの力を再確認し、別の時間に入り込むことで、日常のことを忘れるひとときを体験してみてはいかがでしょうか。

アクセス情報


国立国際美術館の交通アクセスや、特別展「非常の常」についての詳細情報は、公式サイトを確認してください。


この盛りだくさんのイベントがあなたをお待ちしています。アートの新たな息吹を感じに足を運んでみてください!


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