MCデジタル・リアルティとJPIX、シームレス接続の連携を強化
MCデジタル・リアルティとJPIXの新たな連携
2025年5月8日、東京において、MCデジタル・リアルティ株式会社と株式会社JPIXが、データセンターにおけるシームレスな相互接続を実現すべく、さらなる連携を強化すると発表しました。これにより、両社のサービス利用がますます便利になることでしょう。
連携の背景と目的
MCデジタル・リアルティは、データセンターやコロケーション、相互接続に関するソリューションを提供する企業です。一方、JPIXは日本初の商用IX(インターネットエクスチェンジ)プロバイダーとして、多くのISP事業者やコンテンツ事業者などに安定したネットワークサービスを提供しています。この両者が協力することで、顧客はより良い接続環境やサービスを活用できるようになります。
ServiceFabric®による利便性向上
MCデジタル・リアルティの「ServiceFabric®」プラットフォームを通じて、お客様はJPIXの各種サービスにアクセス可能になります。これまでは物理接続ポイントをNRTキャンパスやKIXキャンパスを通じて利用していましたが、今後はServiceFabric®のポータルを介して簡単に設定変更ができるようになります。これにより、国内外の企業とのさらなる連携が進むことが期待されています。
デジタルトランスフォーメーションの促進
両社は、デジタルトランスフォーメーション(DX)におけるニーズに応えるため、様々なクラウド事業者や通信キャリアとの接続性を向上させ、エコシステムの拡充を模索しています。これにより、イノベーションの実現を目指す企業への支援が可能になります。特に、AIやロボティクスの活用が進む中、必要なデータの一元管理や統合が重要となっています。
さらなるサービスの展開
JPIXは、最近データセンター間接続サービス(DCI)を新たに提供し、IXサービスを活用したネットワークを通じて、安定したトラフィックの交換やデータのスムーズな流通を実現しています。MCデジタル・リアルティとの連携を強化することで、今後も高品質な接続環境を提供し続けることを目指しています。
コメントと今後の展望
MCデジタル・リアルティの社長、畠山氏は「JPIX様との連携を強化し、お客様に対してより便利なサービスを提供できることを大変嬉しく思います」と述べています。また、JPIXの社長、鶴氏は「この連携により、デジタルインフラの充実が図られ、社会課題の解決にも貢献していきたい」と語っています。
企業情報
MCデジタル・リアルティは2017年に設立され、幅広いデータセンターサービスを提供しています。三菱商事と米国デジタル・リアルティの合弁会社として、高品質なITインフラを支援しています。JPIXは、2023年に合併により新会社として誕生し、VNEサービスやIXサービスを展開しています。両社のシナジーは、今後も期待されます。
これからのMCデジタル・リアルティとJPIXの展開に注目です。