大阪芸術大学とホテルインターゲート大阪の共同制作アートルーム「都会に潜む夜の海」
大阪芸術大学 デザイン学科は、人気のホテルインターゲート大阪 梅田との産学連携プロジェクトの第5弾として、独自のアートルーム「都会に潜む夜の海(URBAN MIDNIGHT SEA)」を発表しました。このプロジェクトは、地域の価値を再考し、未来を切り開くことを目指しており、デザイン学科の22名の学生たちが中心となって、神戸須磨シーワールドをテーマにした宿泊体験を提供します。
プロジェクトの背景と目的
この取り組みは、大学の「夢を実現する支援」という理念と、グランビスタ ホテル&リゾートの「地域の価値の創造」というブランド理念が共鳴することでスタートしました。ホテルインターゲート大阪 梅田で行われているこのプロジェクトは、2021年の開業以来、毎年進化し続けており、今回で5回目を迎えます。学生たちが自由に発想し、デザインを行うことで、毎年新しい価値を創出しています。
アートルーム「都会に潜む夜の海」の魅力
「都会に潜む夜の海」は、海のない梅田で海を感じる特別な空間を演出しています。学生達はシャチやイルカ、ペンギンなど神戸須磨シーワールドの生き物たちをモチーフにして、海の幻想的な世界をデザインしました。客室にはネオンやジオラマを用いたアート作品が展示されており、特に目を引くのが、宿泊者への記念品として配布されるポストカードやステッカーです。
さらに「ARフォト」サービスを導入しており、客室内でシャチやクラゲと一緒に写真を撮影できる体験が可能です。これは、学生たちの斬新なアイデアと技術力が詰まったプロジェクトであり、通常の宿泊とは異なる非日常的な体験を提供しています。
メディア内覧会の様子
2025年12月12日、ホテルインターゲート大阪 梅田でメディア内覧会が開催され、業界関係者が集まりました。内覧会の準備では、学生たちが最終調整を行い、アートルームの魅力が最大限に引き出されるよう工夫が凝らされました。
内覧会前半では、支配人の岡部宏次さんが挨拶し、プロジェクトの意義を語りました。その後、大阪芸術大学のデザイン学科から東陰地 正喜准教授と、プロジェクトに参加した学生たちが登壇し、作品に込めた思いを語りました。学生たちは「神戸須磨シーワールドの魅力をどのように表現するかを深く考え、ホテルの空間に取り入れました」とコメントしています。
アートルームの詳細
内覧会後にはアートルームが公開され、客室内に配置されたアート作品が来場者の目を引きました。シャンプーボトルやクッション、窓のステッカー、ネオンなど多彩なデザインが施され、特に海中を再現したジオラマは訪れた人々の心をつかみました。
また、AR技術を使った新しい試みもあり、来場者は視覚的な楽しみと共に、学生たちの連携と創意工夫を体感しました。大阪芸術大学の山本瑞稀さんは、進行管理を担当し、このプロジェクトを通じて得た経験を語り、「デザインの面白さを実感した」と心境を明かしています。
まとめ
アートルーム「都会に潜む夜の海」は、2026年1月5日から宿泊可能で、予約は2025年12月12日よりスタートします。このプロジェクトは、学生の独自の視点と地域とのつながりが生み出した、特別な宿泊体験です。ぜひこのアートルームを訪れて、幻想的な夜の海の世界を感じてみてください。
詳細情報は、
ホテルインターゲート大阪の公式サイトで確認できます。