岡山大学の堀内涼太郎さん、受賞の快挙!
2025年12月28日、岡山大学大学院の堀内涼太郎さんが、東京で開催されたスタートアップイベント「TORYUMON TOKYO 2025 BURST」にて、見事に企業賞を受賞しました。彼は岡山大学発のベンチャー企業、株式会社Aqzooの代表を務めており、次世代の環境保全を目指すビジョンを掲げています。
TORYUMON TOKYO 2025 BURSTとは?
このイベントはU25世代向けに特化した国内最大級のスタートアップピッチイベントであり、堀内さんはこの場で自らのプロジェクトを発表しました。イベントには全国から約500人が参加し、学生起業家同士の貴重な交流が行われました。
Aqzooのビジョンと取り組み
堀内さんが提案したAqzooのビジョンは「自然と人と社会がつながり続けられる世界をつくる」です。このその他にも取り組みとして、動物園や水族館から得られるさまざまなデータを統合し、新しい形で可視化することを目指しています。
Aqzooの事業は、企業が要求するTNFD(自然関連財務情報開示)やESG開示、生物多様性クレジットの提供を図り、より持続可能な未来を実現するためのデータインフラを構築することに注力しています。必要な情報を企業や組織が簡単に利用できるようにすることで、より良い意思決定につなげることを目指しています。
受賞の意義
堀内さんは「多くの方々に支えられていることを実感しました」と語り、仲間や応援してくれる人々への感謝の気持ちも表明。彼の事業計画に対する多くのフィードバックやアドバイスを受け、さらなる成長を図る意欲を見せました。このような受賞は、彼自身の成長はもちろん、大学の取り組みや地域にも大きな影響を与えるものと期待されています。
今後の展望
今後、堀内さんとAqzooは、より多くの人々と生き物、自然の関係性を見直し、アップデートしていくことが求められます。彼は「Aqzooはこれからも挑戦を続けていきますので、温かく見守っていただければ幸いです」と未来に向けた意気込みを語りました。
岡山大学の持つ研究やイノベーションの力を活かし、地域を支える大学としての役割も重要です。堀内さんの挑戦は、地域社会にも持続可能な発展に寄与するものと期待されます。
今後も岡山大学から新たな挑戦者が出現し、地域の発展を促していくことを楽しみにしています。最後に、堀内さんのニーズに応じて支援する体制が整っていることも魅力的で、今後の活動にも大いに期待が寄せられています。