大正大学ゼミ生がビクターのニッパーに挑む!
2025年6月から7月の期間に、大正大学表現学部の学生がビクターエンタテインメント株式会社の看板犬「ニッパー」をテーマにした課題研究を行い、最終発表を迎えました。このプロジェクトは、ビクターとのコラボレーションのもと、多彩なプロモーションアイデアを生み出す機会となりました。
ニッパーとは?
ニッパーは、ビクターのアイコンとして知られる犬のキャラクター。1877年に初めてレコードを聴く犬として描かれ、その姿は多くの人に愛されています。今回のゼミナールでは、ニッパーの魅力を再発見し、地域貢献につなげようとする取り組みが行われました。
ゼミ生の発表と新たな発想
プロジェクトのスタート地点として、学生たちはまずビクターエンタテインメントの社内で企業説明を受け、ニッパーの歴史やその役割について学びました。質疑応答の時間も設けられ、学生たちは疑問を解消しながらプロジェクトに挑んでいきました。
5つのグループに分かれた学生たちは、「ビクターの象徴である犬・ニッパーのプロモーションを考える」という課題に取り組みました。その中間発表では、各グループのプレゼンテーションに対してビクター社員からフィードバックを受け、さらなるブラッシュアップが図られました。
最終発表の多彩なアイデア
7月31日に行われた最終発表では、各グループが考えたプロモーション企画や映像コンテンツの絵コンテが披露されました。中には動物関連企業とのコラボレーションや、ライブイベントでの催しという斬新なアイデアも含まれていました。さらに、ニッパーの物語を魅力的に紹介する映像コンテンツも提案され、学生たちの熱意が伝わる発表となりました。
発表を終えた学生の中には、「アイデアを詰め込みすぎないように工夫をした結果、より分かりやすい表現ができた」と感想を述べたり、「課題に取り組むことでニッパーへの愛着が深まった」と語った人もいました。これは、単なる課題研究にとどまらず、学生たちにとって大きな学びの場となったことを証明しています。
今後のに向けて
ビクターエンタテインメントは、学生たちが提案した様々なアイデアを基に、今後もニッパーの魅力を多くの人に発信し続ける意向です。また、教育機関とのコラボレーションを通じて、地域社会への貢献も積極的に行っていくとのこと。
なお、大正大学は豊かな仏教精神を背景にした教育を大切にしており、地域戦略人材育成事業が文部科学省に採択されています。これからも地域に根ざした学びと貢献のしるしを残す大学として、一歩一歩成長していく姿が期待されます。
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