高校生の職業体験
2025-04-11 15:46:21

新潟の高校生が地元企業との交流を深める職業体験会開催

新潟の高校生が地元企業との交流を深める職業体験会の開催



2025年3月11日、ジンジブと新潟日報社が協力し、新潟県立新潟県央工業高等学校にて高校生を対象とした職業体験授業が行われました。本イベントは、地元の産業と職業に対する理解を少しでも深めることを目的とした特別な授業です。この取り組みは、地元企業との交流を通じて高校生たちの進路選択の幅を広げる貴重な機会となりました。

授業が行われたのは、三条市にある新潟県央工業高等学校の体育館で、参加したのは2年生約115名です。企業は、製造業や建設業を中心に様々なジャンルから18社が参加しました。生徒たちは、各ブースで15分ずつ企業の話を聞き、実際の業務を体験することで具体的な職業理解を深めました。

企業ブースでの多彩な職業体験



参加した企業は主に地元の三条市と燕市に本拠を置くもので、それぞれ特色ある体験プログラムを用意しました。製造業では、金属製品の精密さを体感する「1000分の7ミリの世界」を経験したり、ガラス製品の強度を学ぶためのガラス割体験が行われました。また、建設業では雪止め金具の施工体験や、ドローンを用いた測量の操作体験なども実施されました。整備士のブースでは、車のタイヤの着脱作業を体験し、実践的な知識とスキルを身につけることが出来ました。

その様子からは、生徒たちの真剣な表情が見受けられ、各ブースで熱心に説明を受けたり、体験に取り組んだりする姿が印象的でした。参加した生徒たちは、自分の興味を広げたり、業界の仕事の実際を知ることで、今後のキャリアに対する視野を広げることができたと感じています。

生徒たちの感想



体験後、参加した生徒たちはそれぞれ感想を語り、自分たちの進路に対する思いを新たにしました。機械科を専攻している生徒は、建設業のドローン操作体験が印象に残ったと述べ、現場で活躍することに強い興味を抱いたことを明かしました。

また、電気科を専攻する生徒も、製造業や建設業の会社を見て回る中で、企業の社風や中身を知る良い機会だったと話しており、働く人の魅力に触れる大切さを実感したそうです。彼らの言葉からは、今回の職業体験会がいかに価値あるものであったのかがうかがえます。

企業の反応と期待



参加企業からも好評の声が多く寄せられました。株式会社大浦工業の代表取締役である土田剛様は、自社の技術力を生徒たちに知ってもらえたことに感謝し、生徒が話を聞くスタイルの効果を実感したと語りました。このように生徒たちが企業と直接交流する機会を持てたことは、双方にとって貴重な経験であったと評価されています。

地元企業への理解を深める機会



新潟県立新潟県央工業高等学校の進路指導部主任、赤川雄太様も、本イベントが地域の雇用発展に寄与することを期待しており、生徒たちが自身の進路を見つめ直す良いきっかけになったと表現されています。彼は、地元企業が魅力的であることが多くの生徒に伝わったことを喜び、今後もこうした取り組みを続けていく必要性を強調しました。

最後に、今回の職業体験会が高校生たちの将来に大きな影響を与えるきっかけとなりました。地元新潟の企業が魅力ある職場として認識され、将来的に地域への貢献につながることが期待されます。今後もジンジブや新潟日報社と企業が手を組むことで、若者が地元でのキャリアの可能性を探る場を増やしていけることを願っています。


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