さくら構造の挑戦
2025-10-16 12:24:52

さくら構造株式会社、革新的設計技術で魅せる新たな挑戦

さくら構造株式会社、革新的設計技術で魅せる新たな挑戦



北海道札幌市に本社を置くさくら構造株式会社は、経済産業省の「中小企業成長加速化補助金」に見事採択されています。この補助金は、成長性や革新性が求められる事業計画に対する支援を目的としたもので、今回の採択は207件の中から選ばれた結果です。

採択された事業とその内容



さくら構造の採択事業名は『木材と鉄骨のハイブリッド!国内売上の拡大と海外進出を見据えた設計拠点の強化事業』です。この事業では、さくら構造が開発した新技術「セレクトウッド」を利用し、新しいオフィスビルの建設が計画されています。この新技術は、木造と鉄骨を融合させたもので、その設計により信頼性の高い構造設計が可能となります。オフィス建設の実施により、技術の信頼性を例示することで、業界全体に新たなモデルを提示できるでしょう。

新しいオフィスビル『SAKURA VILLAGE』は2024年12月に竣工予定であり、さくら構造は2年連続で新オフィスの建設に挑戦します。この建物は、安全性と経済性を両立させた構造を示す実証例として期待されています。

さくら構造の実績と信頼性



創業以来、さくら構造は「日本の建物を内側から支える構造設計」をテーマに、様々なプロジェクトを手掛けてきました。高層ビルや公共施設、工場など多岐にわたる施設の構造設計を年間約800件手がけ、その実績は確かです。現在、国内でトップ3に位置する技術者を揃えると同時に、1,000社以上のデベロッパーやゼネコン、建設関連企業と連携し、高い評価を得ています。

そのため、最近ではゼネコンや意匠設計事務所を通した下請け業務にとどまらず、施主からの直接依頼も多く、一層の信頼を集めています。

未来に向けた展望と目標



さくら構造の目指す未来像は、2034年までに「売上高100億円」を達成することです。新たな設計技術の高度化や付加サービスの展開、さらには海外進出を視野に入れた成長計画を進めています。特に今回の補助事業では、独自基準である「TSUYOKU」を木造建築にも応用し、次世代の耐震設計を導入することによって、安全性を向上させる取り組みを行います。

また、新オフィス完成後には「完成お披露目会」の開催を計画しており、これを通じて社会への技術力のアピールと建築・不動産業界への理解を促進します。

結び



『地震にこそ、強い自信を』という信念のもと、さくら構造は全国規模の受注体制を構築し、「雇用は北海道で、収益源は全国に」という方針を追求しています。このような取り組みを通じて、地域経済にも貢献する姿勢を持ち続けます。

代表取締役の田中真一氏は、「今回の採択は、当社の技術力と成長ビジョンが評価された結果」と語り、今後も技術革新と人材育成に力を入れる意向を示しています。さくら構造の今後の挑戦に、ぜひご注目ください。


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