deleteC大作戦2025の全貌
認定NPO法人deleteCが主催する「#deleteC大作戦2025」が、2025年9月のがん征圧月間に合わせて全国規模で開催されます。がん治療研究支援と啓発を目的に、SNSを活用したこの取り組みは、多くの人々や企業が一緒に“カジュアルソーシャルアクション(CSA)”を通じて参加できるものです。これまでになかった新たなカタチの支援イベントとして、注目を集めています。
スローガン「集まれ、想い」
この大作戦は、「集まれ、想い」というスローガンのもと、全国の参加者が同時にSNSに投稿することで寄付が集まります。2025年9月1日(月)の20時には、参加者が一斉に投稿を行い、その1投稿ごとに100円ががん治療研究に寄付されます。また、他の参加者の投稿へリアクションやリツイートすることで、1リアクションにつき10円が寄付される仕組みとなっています。
新たなアクションの追加
2025年の大作戦では、「食べる」「入る」「伝える」といった新たな9つのアクションが設けられます。これにより、さらに多くの活動を通じて支援が可能となります。たとえば、参加者が商品やブランドの「C」を消した画像をSNSに投稿することで、自身の日常の中で簡単に参加できる仕組みが整えられています。
キックオフイベント
「#deleteC大作戦2025」のスタートを告げるキックオフイベントは、8月31日(日)に東京の日本橋で開催されます。ここで「1億人がCSA宣言」が行われ、多くの人々の参加を奨励します。大阪でも9月5日(金)に同様のイベントが予定されており、全国各地での合同開催が期待されています。それぞれの地域でのトークセッションやアクション紹介を通じて、市民と企業、医療者が一体となることを目指します。
全国のスーパーマーケットでも
さらに、全国の主要なスーパーマーケット約1,000店舗でも「#deleteC大作戦」の取り組みが行われます。指定の商品を購入することで1円(あるいは2円)ががん治療研究に寄付されるため、日常の買い物で気軽に支援ができる環境が整っています。
長期的な視野での寄付
集まった寄付は、deleteCの医療公募・選考会を経て、がん治療研究を推進する医師や研究者に届けられます。2026年には授賞式が開催され、これまでの成果や寄付先の進捗が報告される予定です。こういった取り組みを通じて、社会全体でがん治療研究に対する理解を深めることができると期待されています。
参加方法
「#deleteC大作戦」への参加は非常に簡単です。SNSに投稿する際に必要なハッシュタグを付け、参加企業のロゴの「C」を消した画像や動画を共有するだけで、誰でも参加できます。詳細については、特設サイトで確認できます。自分の行動ががん治療研究に直結するこのイベントに、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
結びに
「#deleteC大作戦2025」の開催は、がん治療研究を支援する新たな可能性を示しています。日常の中でできる小さな行動が、大きな力に変わることを実感できるこの取り組みに、ぜひ参加して、希望の風景を共に作り出していきましょう。