CommerceX、スツーレを子会社化し防災事業を強化へ

CommerceXホールディングスがスツーレ株式会社を子会社化

この度、CommerceXホールディングス株式会社（以下、CommerceX）は、防災用品ブランドであるスツーレ株式会社（以下、スツーレ）の株式の100%を取得し、子会社化したことを発表しました。これにより、CommerceXは自社のテクノロジー及びマーケティングのノウハウと、スツーレの防災商品に関する専門知識を融合させ、より豊かな防災ソリューションの展開を目指しています。

スツーレ株式会社の概要

スツーレは2023年に設立された企業で、地震などの災害時におけるトイレの重要性に着目し、防災用簡易トイレの開発を行ったことが特徴です。設立開始から、能登地震や宮崎地震などの災害が続く中、迅速に生産体制を整え、日本全国の被災地に製品を届け続けています。スツーレは、一般社団法人災害防止研究所が主催する防災グッズ大賞においても連続受賞の実績があります。

これからの展開

CommerceXとの提携により、スツーレは防災トイレにとどまらず、災害時に役立つ様々な商品ラインの拡充を図ることを計画しています。家庭、自治体、法人へ向けた包括的な防災ソリューションを提供し、政府が推進する「防災大国日本」の理念に貢献していく所存です。

両社の代表者の言葉

スツーレの創業者である田中文彦氏は、会社の創業理由が地震時のトイレの不足にあることを振り返り、「スタッフ全員が一丸となり、この大事な時期に必要な製品を届けることができた」と話しました。また、CommerceXの代表である佐藤秀平氏も、「スツーレの誠実なものづくりと当社の技術が融合することで、全く新しい価値を提供できる」と力強い言葉を添えています。

今後のビジョン

CommerceXは、今後も「ブランド × テクノロジー × マーケティング」という三位一体のモデルを基盤として、新たな市場を創出し、社会課題解決に寄与する企業の成長を支援していく方針です。スツーレとの連携によって、安心安全な防災環境を全国に普及させることを目指します。これにより、家庭や自治体、法人においても安心できる防災体制の構築を進め、より多くの人々に貢献していくでしょう。