国際学生インターンシップ
2025-09-07 17:00:18

岡山大学の国際学生インターンシッププログラム、未来の研究者を育む

岡山大学の国際学生インターンシッププログラムが成功裏に終了



国立大学法人岡山大学の惑星物質研究所が実施する「三朝国際学生インターンシッププログラム(MISIP)」が、2025年8月4日から8月7日の期間にわたり成功裏に開催されました。このプログラムは、世界各国から集まった学生に貴重な研究の機会を提供し、未来の研究者としての基盤を築く取り組みです。

懇談会の開催



8月4日、那須保友学長との懇談会が行われ、インターンシップに参加していた8名の学生と研究所の大学院生11名が参加しました。懇談会では、各参加者が自分の研究内容を紹介し、学生生活についての意見交換が行われました。那須学長は自身の留学経験をもとに、研究活動において留意すべき考え方についてアドバイスをしました。時には笑い声が響く中、参加者たちは和やかな雰囲気の中で議論を深めました。

参加者の一人は、「多くの研究者がいるという強みを再認識することができた。これからもアドバイスを受けながら、研究を進めていきたい」と語り、意欲を高めていました。もう一人は、「素晴らしい実験設備を活用し、高温高圧実験を成功させたい」と今後の研究への期待を示しました。

研究成果発表と修了式



プログラムの最終日、8月7日には研究成果発表会が開かれました。インターンシップに参加した学生たちは、約6週間にわたり行ってきた研究プロジェクトの結果を発表し、参加者全員がその熱心な取り組みを見守りました。発表後には修了式が行われ、芳野極惑星物質研究所長から修了証書と素敵な記念グッズが贈呈されました。

大学院生や指導教員との最後の交流も楽しむこの場は、学生たちにとって特別な思い出となりました。Vrije University of Amsterdamの修士1年生であるVeerle Donkerさんは「このプログラムを通じて、岡山大学と惑星物質研究所に感謝の気持ちでいっぱいです。日本の文化や自然に触れ、素晴らしい友人も得ることができました」と振り返りました。

未来への期待



学生たちは、岡山大学で得た経験を基に、今後の研究活動に取り組む意欲を新たにし、いずれ惑星科学の分野で新たな発見をすることが期待されています。岡山大学は、今後も様々な国からの学生を迎え入れ、国際的に活躍できる人材を育成するプログラムを継続的に実施していく方針です。

このような素晴らしい機会を設ける岡山大学に、今後も注目が集まります。地域に根ざしつつ、世界に目を向けた取り組みは、未来の研究者たちを育む基盤となるでしょう。


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