報知映画賞に新設されたBS10プレミアム賞
2024年、報知映画賞が迎える第50回を記念し、新たに「BS10プレミアム賞」が設立されました。この賞は、映画専門チャンネル「BS10スターチャンネル」が名称を変更し「BS10プレミアム」となることを祝し、特別に設けられたものです。
この賞の独自性は、観客の皆さんが自らの好みで選び、最も「プレミアム」と感じた邦画を投票によって決定するところにあります。投票期間は2024年10月1日から31日まで、BS10プレミアムの加入者が専用サイトを通じて参加可能です。結果は、12月に予定されている第50回報知映画賞の表彰式にて発表されます。
報知映画賞の歴史
報知映画賞は1976年に誕生し、スポーツ報知が単独で行う初の映画賞としてスタートしました。当時、映画業界は厳しい冬の時代に突入しており、映画人口の減少を食い止めたく、邦画を盛り上げるために設立されました。この賞は、ただ優れた作品を表彰するだけでなく、映画ファンに直接の投票を促す読者参加型のスタイルが特徴です。
当初は洋画・邦画それぞれの作品を月2回の試写会で紹介する企画も行われ、読者からの意見を集めて優れた作品や俳優を選出する仕組みが整備されました。もちろん、作品賞、主演男優、女優賞、助演男優、女優賞、監督賞、新人賞、海外作品賞など多彩な部門があり、特に近年ではアニメ作品賞も加わり、さらに広がりを見せています。
50回記念の特別な意味
今年の報知映画賞は節目の50回を迎えることで、これまでの功績を振り返る良い機会です。日本アカデミー賞や他のさまざまな映画賞も年末から年明けにかけて開催されますが、報知映画賞がその先陣を切る形で発表されるため、毎回注目が集まります。受賞者にはイラストレーターの和田誠氏によるブロンズ像も贈呈され、その価値は年々高まっているといえるでしょう。
今年の映画賞シーズンは新たなBS10プレミアム賞と共に、また新しい感動をファンに提供する貴重な機会となります。日本映画界の盛り上がりを目指して、期待を胸に投票に参加しましょう!
公式サイトや投票についての詳細は、
スポーツ報知ホームページでご確認ください。また、何か問い合わせがあれば、メール(
[email protected])でも受付中です。