大分商工会議所とZenGroupが提携し、地域事業者の越境EC支援を開始
大分商工会議所とZenGroup株式会社が新たに業務提携し、地域事業者の海外販路開拓を支援する取り組みを始めました。これにより、大分市周辺の約6,000の会員事業所は、越境ECモール「ZenPlus」を利用して海外への販売を加速するチャンスを手に入れることができます。提携は2026年5月1日からスタートし、様々な支援活動を通じて地域の企業が海外市場に進出できるようサポートを行います。
業務提携の背景
大分商工会議所は1929年の設立以来、商工業の振興と地域経済の発展に寄与してきました。しかし最近、国内市場が縮小する中で、会員企業から海外展開に関する相談が増加し、特に「何から始めればよいか分からない」「海外販売の運営が難しい」という声が寄せられていました。これらの課題を解決するため、ZenGroupと提携し、実践的なサポートを提供することが決定しました。
この提携により、出品支援だけでなく、販売促進、運営改善といったメニューも用意されています。これにより、大分の企業が長期的に海外展開を続けることができるようになることが期待されます。
大分の特産品を世界へ
大分にはしいたけやかぼす、関あじ・関さば、クロメなど多彩な特産品が豊富にあります。また、リユース商品や釣具、楽器など海外市場で需要が期待される商品も多数存在しています。近年はサステナビリティへの関心が高まり、日本の中古ブランド品や楽器、漫画に対するニーズも国際的に増加しています。本提携では、これらの地域産品を海外に販売することで、地域事業者の企業成長を支援することを目的としています。
提携による主な取り組み
本提携では、さまざまな取り組みが予定されています。具体的には、越境ECに関するセミナーの開催、ZenPlusを利用した海外向けの商品出品支援、大分商工会議所特設ページを開設するなどの活動です。これにより企業の出品から販売促進までを包括的にサポートします。また、商工会議所職員に向けた研修も実施され、知識の普及を図ります。
最初の越境ECセミナーは2026年5月22日に開催され、全4回を通じて初心者でも参加しやすい内容が準備されています。実践的な施策は、単回の取り組みではなく、2~3年間にわたる継続的な支援により、企業が海外販売に慣れ、本格的な輸出に繋がるような支援を行います。
セミナー日程
- - 第1回(基礎編): 2026年5月22日(金)14:00~16:00
内容: 越境ECの概要と最新トレンド、言語の壁を超える仕組みづくり、海外配送の効率化とリスク管理
講師: ZenGroup株式会社 ZenPlus越境ECモール事業部 向吉里樹
7月31日: 商品登録のコツ
8月28日: スマホEC向け商品撮影体験
10月2日: 海外向けSNS活用セミナー
大分商工会議所の考え
大分商工会議所の桂大樹氏は、「海外市場を地域事業者にとっての新たな選択肢として身近に感じてほしい」と述べています。単に出品するのみならず、売れるまでの伴走支援を通じて事業者と共に海外展開を目指す姿勢が示されています。この取り組みを通じて、地域企業が海外市場で実際に成果を感じ、将来的には本格的な輸出に繋がることを期待しているとのことです。
ZenGroupのサービスについて
ZenGroupが運営する「ZenPlus」は、日本の商品を世界に届けるための越境ECモールです。これにより、出店者は手軽に越境販売を始めることが可能で、商品の情報翻訳から決済、配送までを一括でサポートしています。また、出店には初期費用や月額費用がかからず、販売時のみ手数料が発生する仕組みです。
ZenPlusの特徴
- - すぐに出店・販売可能
- - 初期費用・固定費は無料
- - 日本語での利用が可能
- - 海外配送の手続きはZenGroupに任せられる
- - 安心の決済プロセス
これにより、大分の企業は国内市場とは異なる新たな販路を開拓し、成長を遂げることが期待されています。