ヤマハが「PRIDE指標2025」で7年連続ゴールド受賞!
ヤマハ株式会社が、任意団体「work with Pride」制定の「PRIDE指標2025」において最高位の「ゴールド」を獲得しました。これは、性の多様性を尊重した取り組みが評価された結果です。ヤマハは7年連続でこの評価を受けており、企業のダイバーシティ推進の先駆けとしてその活動を広げています。
多様性を新たな価値の源泉に
ヤマハグループでは、個々の多様性を新たな価値創出の源となるとし、すべての従業員が働きやすい環境を整えることに努めています。特に、LGBTQ+をはじめとする性的マイノリティの従業員が快適に働ける環境づくりに力を入れています。このような取り組みを通じて、企業の競争力を高めるとともに社会全体の持続可能な発展を目指しています。
具体的な取り組み
1.
「東京プライド2025」への出展
2023年6月、東京・代々木公園で開催された「東京プライド2025」にヤマハは3年連続でブースを出展しました。「Sound and Music is for everyone」というスローガンの下、レインボーカラーの楽器を展示。来場者は、特別仕様の楽器を手に取り演奏を楽しむことができました。また、プライド月間の6月には渋谷での関連キャンペーンも行いました。
2.
社内コミュニティ「Yamaha Rainbow ERG」の設立
2024年に導入された従業員リソースグループ制度を基に、2025年にはLGBTQ+当事者とアライによるコミュニティ「Yamaha Rainbow ERG」が設立されました。このコミュニティはボランティア従業員により運営され、東京プライドではブース出展の企画も主導しました。
3.
従業員への理解促進活動
全社を対象にしたLGBTQ+理解を深めるためのセミナーや研修が定期的に行われています。LGBTQ+専用ロゴの制定やアライを表明するステッカーの配布も進められ、職場での理解促進に努めています。2025年のプライド月間は、これまでの1ヵ月から3ヵ月に拡大し、全国で巡回展示を実施しました。展示内容には、東京プライドでの展示のほか、関連書籍の紹介なども含まれます。
4.
相談窓口の設置と社内制度の整備
LGBTQ+従業員が相談しやすい環境づくりの一環として、相談窓口を開設しました。また社内制度では、家族の定義に同性パートナーやその子どもも含まれるように整備しています。これにより、LGBTQ+従業員が家庭を持ちながら安心して働ける仕組みを構築しています。
今後の展望
ヤマハは今後もLGBTQ+への理解促進を進め、ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン(DE&I)の推進を図ります。すべての人が個性を尊重され、活かせる環境作りに貢献し、多様な人材の持続可能な成長を支える企業文化の確立を目指すでしょう。ヤマハの挑戦は、今後も続きます。
詳しい情報は、
ヤマハ公式サイトをご覧ください。