大阪・関西万博で夢のコラボレーション
2025年春、国内外の人々が集まる大阪・関西万博で、「世界のおにぎり」が実現します。これは大阪芸術大学デザイン学科の学生たちが取り組んできたプロジェクトの成果です。もともとは、各国の料理や食材を融合させた新しいおにぎりのレシピを開発することを目指したもので、ニコニコのりの協力を得て形になりました。これにより、日本の伝統的な食文化を世界に広める新たな試みがスタートします。
「ONIGIRI WOW!」にて展開
万博期間中は、象印マホービンが運営するおにぎり専門店「ONIGIRI WOW!」で、学生がデザインした多彩なおにぎりが提供されます。特に注目したいのは、毎月異なる国ごとのおにぎりが期間限定で販売されるというユニークな展開です。2025年4月13日から10月13日までの約半年間にわたり、合計24種類の世界の味わいを楽しむことができ、その中にはモザンビーク、ブラジル、カンボジア、中国などの国々が含まれています。
世界の食文化を学ぶ
このプロジェクトの狙いは、単においしい食事を提供することに留まらないものです。おにぎりを通じて、様々な国の食文化や習慣を理解し、さらに広めることを目指しています。学生たちは、アイデアの発案から市場調査、実際の販売まで、多岐にわたる経験を積み重ねてきました。彼らの努力は、万博という大きな舞台で報われるのです。
学生の声
参加した学生は、「最初は大きな目標に不安もありましたが、実際に万博で販売できるという実感が得られたことは非常に嬉しい」と語っています。また、リアルな反応を直接感じることが出来たことは、今後のキャリアにも役立つ貴重な経験だったという声も届いています。
ワークショップや国際交流の場も
万博開催中には「世界のおにぎり」を利用したワークショップも企画されています。様々な国が参加するナショナルデーに合わせて、国際交流の場でおにぎりが提供されることも視野に入れています。これにより、来場者はただ食べるだけでなく、文化の交流を深めることもできるのです。
おにぎりの販売概要
「ONIGIRI WOW!」の営業時間は9:30から21:00で、入り口付近には学生たちのデザインによるキービジュアルも展示されています。おにぎりを通じて、学生たちの熱意や想いを感じてみてはいかがでしょうか。
最後に
大阪・関西万博は、学生たちの夢が実現する場であり、世界の食文化を楽しむ貴重な機会でもあります。是非、会場を訪れておにぎりを体験し、様々な国の文化に触れてみてください。公式ウェブサイトやSNSでもプロジェクトの進行状況を随時紹介していますので、そちらも要チェックです!