ポール・モーリア生誕100周年
2025-07-31 19:04:27

ポール・モーリア生誕100周年!音楽の巨匠を称える特別コンサート

ポール・モーリア生誕100周年記念コンサート



2025年7月31日、東京国際フォーラムで「ポール・モーリア“ラヴ・サウンズ”オーケストラ」と題した特別なコンサートが開催されました。これは、イージーリスニングの巨匠ポール・モーリアの生誕100周年を記念するもので、彼の音楽の世界を称える気持ちが込められています。

ポール・モーリアは、名曲「恋はみずいろ」や「オリーブの首飾り」を生み出し、音楽の歴史に名を刻んできました。彼は日本でも数多くのコンサートを行い、その影響力は今なお色褪せていません。このコンサートは、モーリアの音楽を新たに再発見する素晴らしい機会となりました。

ユニークな公式コンサート



今回の公演は、ポール・モーリアの妻、イレーヌ夫人の賛同を受けた世界唯一の公式コンサートです。そして、全曲オリジナル・スコアが使用されることにより、彼の本来の音楽性を忠実に再現しました。指揮を務めたのは、エレガントなスタイルで知られる佐々木新平氏。彼の指揮のもと、録音された音楽とは異なる、ライブならではの迫力ある演奏が実現しました。

心に残るプログラム



午後1時に始まったコンサートでは、まずポール・モーリアの人生を振り返る映像が流れた後、特別に書き下ろされた楽曲「オープニング」が演奏されました。続けて、「涙のトッカータ」や「愛の信条」といった彼の人気曲が披露され、会場はポール・モーリアの音楽に包まれていきました。MCを務める笠井信輔さんは、公演実現に至るまでの7年間を語り、関係者の熱意を伝えました。

モーリアの楽曲は、ただの懐かしさだけでなく、現代的な解釈も加わり、観客に新しい感動を与えました。「そよ風のメヌエット」や「禁じられた遊び」の演奏では、観客の心を打ち、「ベスト・オブ・メドレー」などで大いに盛り上がりました。

二部構成の魅力



コンサートの後半も見どころ満載でした。佐々木氏の幼少期の写真が映し出される中、「セブン・シーズ」で幕を開けました。彼が着用していた衣装は、ポール・モーリア本人のもので、まるで時が戻ったかのような感動を呼び起こしました。また、アコーディオン奏者の田ノ岡三郎氏が参加し、アコーディオンメドレーが披露され、会場は一段と熱気を帯びました。

名曲「エーゲ海の真珠」や「オリーブの首飾り」にいたるまで、ファンにとっての名曲が次々と演奏され、終始笑顔と拍手が絶えないコンサートとなりました。最後のサプライズは、「オリーブの首飾り」で、アンコールも含めて大盛り上がりの中、素敵な幕引きとなりました。

有意義な記念品



また、コンサートの会場では記念の「公演パンフレット」も販売されており、演奏曲目の詳細や過去の公演プログラムの写真などが特集されています。ファンにとって、100周年の証としてぜひ手に入れたいアイテムです。

なお、「ポール・モーリア“ラヴ・サウンズ”オーケストラ」は、2025年8月17日に大阪・フェスティバルホールでも開催される予定です。音楽ファンの皆様、ぜひお見逃しなく!


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