古代ローマの謎を解き明かす旅
BS朝日の開局25周年を記念して、特別番組「人は2000年前をどう生きたのか 天海祐希と古代ローマの謎を解く」が放送されます。この番組では、天海祐希が10年ぶりにドキュメンタリーに出演し、古代ローマの秘密に迫ります。
番組の概要
放送日は10月25日と11月1日で、夜9時から10時54分までの2週連続での放送になります。番組の内容は、紀元前1世紀末から2世紀にかけての「パクス・ロマーナ」の時代を取り上げ、古代ローマの人々の生活や社会について探求します。天海は世界遺産ポンペイやローマの遺跡を巡り、初代皇帝アウグストゥスが築いた平和と繁栄の秘密を明らかにします。
スタッフの顔ぶれ
番組では、漫画家であり文筆家のヤマザキマリ氏と東京大学名誉教授の青柳正規氏が解説を担当します。彼らは、古代ローマ人が築いた社会の仕組みや文化について詳しく説明してくれる貴重な存在です。
古代ローマの生活に迫る
天海が探求するこの旅は、西暦79年にヴェスビオ火山の噴火で滅んだポンペイの街から始まります。前編では、ローマ帝国がどのように拡大し、そこに住む人々がどのように生活していたのかを探ります。具体的には、古代ローマの寿命や出生率、食生活、そして交通や流通の仕組みにまで焦点を当てます。
天海は「古代ローマのシステムがいかに理にかなっていたか」に驚きを感じ、その背景にあるアウグストゥスの生涯に迫ります。
ローマの都市生活の真実
後編では、古代ローマの首都ローマへと舞台が移ります。パクス・ロマーナの時代に100万人が暮らしたこの都市が、果たしてどのような問題を抱えていたのか。火災、疫病、食糧問題など、さまざまなトピックが掘り下げられます。また、オスティア港の遺跡を訪れ、物流の重要性に気づく様子も描かれます。
天海祐希のコメント
天海は「古代ローマの遺跡を巡りたかった」と旅への想いを語り、現地での人々の逞しい生き様に感動したと述べています。また、古代と現代の人間の悩みや楽しみがどれほど似ているかを感じたとコメントしています。
まとめ
この特別番組を通じて、視聴者は古代ローマの生活を新たな視点で理解し、歴史に対する興味を深めることができるでしょう。古代ローマが私たちの未来にもどのように影響を与えているのか、天海とともにじっくり考える機会となることでしょう。