埼玉県警から感謝状を受けたダスキンの地域防犯活動
企業の社会的な責任が高まる中、株式会社ダスキンの北関東地域本部が埼玉県警察から感謝状を受け取ったことが注目されています。これは、2008年から継続している「防犯のまちづくりに関する協定」に基づく活動が評価されたものです。
ダスキンは、地域の安全を守るため、様々な防犯活動に取り組んできました。特に、特殊詐欺の撲滅を目的とした「振り込め詐欺被害防止マット」の制作や、2025年10月には「犯罪情報官NEWS」を掲載した台所用スポンジの約1万個を制作し、これを通じて地域住民の防犯意識を高める啓発活動を行う予定です。
感謝状の授与式では、ダスキン北関東地域本部の姿が見られました。この受賞を通じて、地域との結びつきや、安全の確保がますます重要視されていることが伺えます。
防犯啓発イベントの実施
さらに、全国地域安全運動期間中に行われた「防犯まちづくりフェスティバル in イオンモール川口前川」と「令和7年 埼玉県防犯のまちづくり県民大会」では、ダスキンの統括テクニカルマネジャーである玉置恭一さんが講演を行い、埼玉県での犯罪統計をもとにした具体的な防犯対策が紹介されました。このイベントには多くの地域住民が参加し、物理的な侵入を防ぐ具体的な対策についての理解が深まったようです。
特に注目されたのは、ダスキンサービスマスターによって行われた「防犯フィルム」のデモンストレーションです。実際に窓ガラスを叩くという実演を通じて、その効果を地域の方々に体感していただきました。
参加者からは、防犯対策の重要性についての声が多く寄せられ、「物騒な事件も増えているため、日常的な対策を検討する必要がある」との意見もありました。このように、ダスキンの活動は地域の皆さんに具体的な行動を促すきっかけとなったようです。
今後の地域防犯活動への取り組み
今後もダスキンは、地域住民との連携を強化しながら、防犯活動に貢献していくと述べています。北関東地域本部の和田大介本部長は、「安心して暮らせる社会の実現に向けて、地域の皆さまのご理解とご協力が不可欠です。これからも地元密着での活動を続けていく」とコメントしています。
地域の安全は、住民一人ひとりの意識と行動にかかっています。ダスキンが行う地域防犯活動は、今後もその重要な一端を担い続けることでしょう。埼玉県の方々が安心して生活できる環境が整うことを願っています。